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結婚とは

そろそろ大人なので、普段から結婚のことを考えている。

結婚の事実上のメリットはほとんどない。元々は父親の決め方、子どもの育てやすさ、土地管理…などから生まれただけのシステムらしい。結婚をしても幸せになれないって科学的なデータも出ている。人生の幸福度を高めるには2人の関係こそが大切だし、それは戸籍とは関係ない。


しかし現在の日本は、既婚をひとつのステータスとして見る節がある。人々は「結婚しているなら人間性に問題はなかろう」と考えるので、そういう状況では既婚者が有利となる。現代ではその前提が出来上がっていて、未婚者が「有利側に行く努力をしない人」と扱われるような段階に来ていると思う。ビジネス婚という言葉も存在し、ほとんど社会的な理由から結婚を選択する人も増えている。

僕は子どもの頃、結婚は好き同士が愛を誓い合う素敵イベントだと思っていた。しかし大人になってから、ペアを組む人を見つけられた人が利益を得られる条件つきオプションかもしれないと思うようになった。

誓い合った夫婦になるよりも、いつでも別れられるカップルでいる方が、より美しいのではないかと思った。

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