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虚無虚無プリンちゃん

ごきげんよう。みなさま調子はどう?

私はというと、無。む。ム。
ただ過ぎていく時間を、毎日繰り返してる感じ

あ〜あ、1年の中で体調がばっちり良くて
メンタルもばりばり元気、毎日楽しい!!!
みたいなのって社会人になってから無い気がする

そもそも学生時代から、漠然と早く死にて〜〜
なんて思っていたんだよなぁ。
実際ほんとに体を壊して、死にかけたときに
駆けつけてくれた家族とか友達がわんわん泣いてたのを後々知って申し訳なくもなったけど…

分かってはいても定期的に襲ってくる生きるしんどさ。これって世に言うメンヘラってやつなの?

寂しいのか、何が辛いのかもよく分からないし
とりあえず時間を埋めたくて適当な男に会ってみるけど何も感じなかった。いや不感症じゃなくて
ね?気持ち良さなんて一瞬で終わるし、心が満たされる事もなくて、抱き合っても、ヨシヨシされても、形だけのスキって言葉も何も響かないんだよ。

Tinderがよくないんですかね。
セフレでもなんでも楽しければそれでいいのに楽しくもないから余計にしんどい。
それ以上に何もない休日がしんどいからまた適当な男に会う、の繰り返し。
悪循環なのでは?と薄々気付いてたりもする。

週末にTinderでマッチした大学生に会いました。
正直に言うとTinderでアラサーOLなんて書いたら年下やらぴちぴちの大学生に爆モテする。
まぁやるだけの穴モテですけどね。
よっぽどおかしな見た目じゃない限り、ちょっとえっちなお姉さん感を出していけば大抵チョロい。

今回の大学生も普段関わらないであろうOLという響きに喜んでいた。
顔が良い。あと昔好きだったセフレの横顔にそっくりだった。懐かしくなってしまった。
それだけの理由、Tinderでは充分すぎる理由で、
その大学生に会ったの。

金曜日に早々と仕事を終わらせて、その大学生のおうちに向かう。うちの近くまで来てもらって ホテル代を割り勘するより少しのガソリンをかけて大学生くんのおうちに行った方がコスパ良いと思った。

約束は金曜から日曜の午後まで一緒にいるというわりとハードな約束だった。
初対面でいきなり2泊3日。レベル高いですねぇ
顔が良いってだけでどこまでいけるかって少しワクワクしてたのかもしれない。遠足の前日みたいな高揚感。これがクセになったりしてる。

待ち合わせ場所に現れた大学生は、嫌味のないおしゃれをしたすらっとしたイケメンだった。
これこそTinderドリームだと思う、
普通に仕事してボケーっと生きてたらイケメン大学生と知り合うこともないだろうし。

大した話もしないまま、部屋に入ってすぐSEXして何をするわけでもなくゴロゴロした。
そうこうしてたら大学生はぐっすり寝ていた
1日目が終わるのが早かった。

土曜日の朝、大学生は部活へ行く。
お昼に帰るからそれまでゆっくりしててね、と疲れた顔をして玄関に向かいました
頑張ってねとキスをして送り出した私は、
ほんとうにクソみたいな休日だなぁとしみじみ思ったのです。
この上っ面なだけの恋人ごっこのような休日に
一体何が残るというのだろう。

お昼に部活から帰ってきた大学生と肩を並べて遅い昼ごはんを食べました。   
作ってくれた素朴な炒飯と誕生日が近い私にわざわざ買ってきてくれたケーキを食べながら嬉しいはずなのに心は死んでるの。
ここまできて分かったことは、私は遊び目的で男と仲良くしても楽しさより虚しさが勝つということ。

たまらず夜中にコンビニでも行く?と誘ってみたけど友達に会ったら怖いし…。と絶妙に断られたときに思わず笑ってしまったよ。
私の存在、隠される関係、ほんとくだらないね

2日間も一緒に居てもただSEXしただけの時間は
くるしくて苦かった。

今まで、するだけの関係でも相手の顔が良いからとか優しいからとか面白いからとか、いろんな訳を並べて楽しんでたはずなのに、週末の私は
まるで底なし沼に沈んでいくように泣いてた。
自業自得って言葉が今の私にぴったりだね。

スペシャルな人のスペシャルになるってこんなにも難しいことなのかぁ。誰かをちゃんと大事にしたいし、自分のことも大事にしてあげたい。

心の隙間は男で埋めるもんじゃないなぁ。

なんだろうね、この寂しさ、
誰かと居ても埋まらない虚無感、
はぁ、、もうめんどくさいなぁ全部。

今日もわたしは虚無虚無プリンちゃん



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