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乃木坂46の楽曲を一日一曲語る。29日目『でこぴん』

_______【この記事の構成】_______
▼今日のこばなし

本題の伏線になる時とならない時がある雑談

▼『○○』の基本データ
作編曲、歌唱メンバー、MV等の情報

▼『○○』を語る
愛と飛躍に溢れた考察

▼おわりに
総括とキメ台詞

▼今日のこばなし

「選択的に演じる」

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社会生活において人が何かを演じる時、それは次の2つに分けられると思う。

①強制的に演じさせられている
②選択的に演じている

行きたくもない学校に行かされる、自分の夢とは程遠い仕事をさせられているなどが①に当たる。

一方で、数日前の記事で書いた「かが屋の3人目作戦」(自分はかが屋のコントに店員役として参加していると思い込むことで、筆者は人生初のバイト研修を乗り切った)や、宇垣美里が自分をマイメロディだと思い込むことなどが②に当たる。
#マイメロ論

つまり「選択的に演じる」とは、問題を解決するために自ら進んで何者かになりきることである。

①は人生に苦痛を与えるが、②は人生を豊かにする。

筆者もこの「選択的に演じる」を大事にしながら生きたいと思う。


▼『でこぴん』の基本データ

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▼収録 / 発売日
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5thシングル『君の名は希望』Type-C / 2013年3月13日

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▼作詞 / 作曲 / 編曲
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秋元康 / 中土智博

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▼歌唱メンバー
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白石麻衣、高山一実、橋本奈々未、深川麻衣、松村沙友理

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▼センター
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白石麻衣

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▼MV(ミュージックビデオ)
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監督:中村太洸


▼『でこぴん』を語る

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・四象限で見る大学生シリーズ

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主人公の女性と、その友達の元カレの、でこぴんから始まる恋を描いている。

『偶然を言い訳にして』や『ハウス!』の流れを汲んだ、大学生シリーズである。(と、筆者は位置づけている)

大学生シリーズの特徴は、筆者が独自に作った四象限で見ると分かりやすい。

四象限完成版

大学生シリーズは共通して恋愛色が強く、何かしら具体的なシチュエーションが設定されている。
例えば『でこぴん』で言えば、「私」が「あの人」(友達の元カレ)に恋に落ちるストーリーと、トランプ大会というシチュエーションが与えられている。

つまり、大学生シリーズは四象限で言うと総じて④のかなり右下に位置するのである。


・秋元康の土佐日記

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筆者にとって「変態」とは、最大級の褒め言葉の一つである。

『でこぴん』のリリース当時、秋元康の年齢は55歳である。
この曲が等身大の女子大生をどれほど理解できているのか筆者には分かりかねるが、
齢55にしてこれだけ妄想を働かせて乙女の気持ちを歌詞にできるのは変態以外の何者でもない。

この稀代の変態に筆者はなぜか対抗したくなってしまったので、ここから先は紀貫之がごとく女性になりきって書いてみようと思う。


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄↑ここまで男↑ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
_____↓ここから女↓_____


・『でこぴん』の実写化キャストを考えてみた!!

さて、『でこぴん』を実写化するとしたら「私」と「あの人」(友達の元カレ)のキャストは誰にしましょうか?

歌詞を参考に、独断と偏見で決めたいと思います!笑

まず「私」役から↓

でこぴんがパチンと決まって
オーバーに痛がったりして
次こそは負けないわと
悔しそうな顔した
サービス

- 出典:『でこぴん』/ 作詞:秋元康 作曲:中土智博

この歌詞は曲中で数少ない「私」のキャラが分かる歌詞です。
といってもこれは、男子ウケを狙ったあざとい行動というより、場を盛り上げるためのサービス精神のような気がします。

というわけで、「私」役はクール過ぎず、あざと過ぎない女優さんを選びました。


「私」役 = 岸井ゆきの 

【画像】岸井ゆきの(左)と深川麻衣(右)どっちも可愛い(*´∀`*)

ゆきのちゃんは、朝ドラ『まんぷく』と2019年公開の映画『愛がなんだ』で大好きになった女優さんです。
「私」が友達同士でいるときの、楽しんではいるけど一軍じゃない感がゆきのちゃんにぴったりだと思います。
それから、「あの人」に前髪をふっと上げられたときの惚れ顔が、絶対、めっちゃ可愛いはず!

他にも、芳根京子ちゃん、清野菜名ちゃん、松岡茉優ちゃんなどが候補に挙がりました!


さあ続いては、「あの人」(友達の元カレ)役を考えていきましょう!

「私」に対する「あの人」の言動をまとめてみました。↓

君は どんくさいねって
大笑いするあの人

- 出典:『でこぴん』/ 作詞:秋元康 作曲:中土智博
やさしいあの人が
わざと負けようとしてくれたけど
私のこのプライドが
同情を拒否し続けた

「君って弱い上に
素直じゃないよね」
私の前髪 上げて
あきれたように笑った

- 出典:『でこぴん』/ 作詞:秋元康 作曲:中土智博
でこぴんの大きな音ほど
本当は痛くはなかった
あの人が手加減して
私たちは共犯者
それは愛

- 出典:『でこぴん』/ 作詞:秋元康 作曲:中土智博
おでこの上 赤くなった
「平気か?」なんて気にしてくれた

- 出典:『でこぴん』/ 作詞:秋元康 作曲:中土智博

まず上の2つの発言から、彼がSっ気のある人だと分かります。

一方で、

・わざと負けようとしてくれた
・でこぴんを手加減してくれた
・「平気か?」と気にしてくれた

というところから、彼のやさしい一面が垣間見えます。

「私」は彼のSっ気とやさしさのギャップにやられてしまったのでしょう。

というわけで、Sっ気とやさしさのギャップを表現できて、「君って弱い上に素直じゃないよね」や「平気か?」という言い回しが自然にイメージできる俳優を選びました。


「あの人」役 = 高橋一生

年齢は少し高めですが、こんなのどう考えても一生さんでしょ!笑

笑い方、Sっぽい発言、「私」の前髪を上げる仕草、(袖をまくって)はじくでこぴん、さりげない「平気か?」、これら全て一生さんでカンペキに脳内再生できるし、自分がやられたらキュン死します。

この他、菅田将暉くんや竹内涼真くん、吉沢亮くんも候補に上がりました!


さて本日は、『でこぴん』を実写化するとしたら、「私」と「あの人」のキャストは誰になるか予想してみました。
いかがでしたか?皆さんの思っていた人と一緒でしたか?それとも全然違いました?笑

この人は違うんじゃないの~?とか、この人はどうして入らないんですか~?という意見はコメント欄までお願いします!


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄↑ここまで女↑ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
_____↓ここから男↓_____


▼おわりに

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

「誰に演じさせるか」を考えている筆者が「女性を演じている」という何とも奇妙な記事ができてしまった。

演じるってなんだろう。よくわかんなくなってきた。

では、また明日 stay tuned!


【参考】
宇垣美里アナ「私はマイメロ」 独特のストレス発散方法をくりぃむ有田絶賛


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