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制作日記No.199〈浅草キッド〉

2022年1月19日(水)

お疲れ様です。いたがきブログです。

乃木坂46メンバーの卒業後をテーマに、僕の妄想を短篇小説集にしようと企んでいます。
タイトルは短篇小説集『振り向けば青春 ~あの後の彼女たち~』です!

(略して #短篇小説集ふりはる


現在、松村沙友理篇と西野七瀬篇を制作中です。


Netflixで映画『浅草キッド』を観たら、僕の「あこがれ」が2つ出てきました。今日はそんな話をします。よろしくおねがいします。

まったくもって批評とかではなく、この映画を鏡にして自己を見つめ直したよっていう自分語りでございます。ひとつよしなに。

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▼わざへのあこがれ
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芸人や職人への「あこがれ」の念がとまりません。

自覚を持って意識するようになったのはここ2、3年ですが、たぶん物心ついたときからその「あこがれ」はあったと思います。

その手にわざを、その体に芸を宿している人がカッコよくてしょうがない。

きっと昔から僕にとっての価値基準は「時間をかけて磨き上げた唯一無二の物を持っているかどうか」だったんだと思います。それに気づいたのはここ2,3年ですが。

高校生の頃。普通科の高校に通って、総合大学を受験しようとしている自分にずっと違和感を覚えていましたが、その正体はこれだったみたいです。「この道の先にあるものがちっとも輝いて見えないなぁ」と思いながら、まわりの同級生に流されて何となく大学受験しました。

大学受験ナメんな!って思った方、ご安心を。このあとしっかり挫折しました。きっと楽なんだろうと思ってみんなと同じ道を進もうとして大学に行きましたが、どっこいその先に道など続いていないのです。

なあんだ、道なんてないじゃないか、じゃあこの先どうしようと思ったとき、人は自然とそれまでの人生を振り返ります。

そうしてようやく気づいたのが、僕にとっての価値基準は「時間をかけて磨き上げた唯一無二の物を持っているかどうか」だってことでした。でもって、この先の人生は自分のコンパスに従おう、わざを磨くことに時間を使おうと決心しまして現在に至ります。


『浅草キッド』の深見千三郎師匠なんてもう、しびれるカッコよさですよ。まさしく芸人。

だけどもう、あっち側の天才として「あこがれる」んじゃなくて、自分もそこを目指してがんばんなきゃいけないんだぜ。おまえさんはその道を選んだんだぜ。

映画を観ながら自分にそう言い聞かせました。


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▼師弟関係へのあこがれ
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先生と生徒の関係にはもうウンザリだ。

僕にはきっと師匠と弟子の関係のほうが性に合ってる。

師匠のことをずうっと観て、ずうっと聴いて、手の癖も喋り方も移ってしまうほど、ひとりの人間に染め上げられる。

そうやって学んでいくのが僕にはあっている気がしてるんです。

でもね、

大きな問題があるんです。

僕には向こう見ずな大胆さがない。チキンだ。チキン野郎だ。

「弟子にしてください」が言える気がしない。

でもね、

あきらめませんよ。

令和の「弟子にしてください」のやり方がきっとあるはずです、

『弟子志願2.0』がきっと。

師弟関係への「あこがれ」はまだまだ捨てずにいきますよ。


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予告通りの自分語りになってしまいましたが、これだけ自分の人生と重なって考えさせられるものがあったってことで、ミッフィーちゃん。

このあとまた、夢でお会いしましょう。アディオス!


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では、また後ほどお会いしましょう。


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