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制作日記No.103〈車輪の再発明〉

2021年7月26日(月)

お疲れ様です。いたがきブログです。

乃木坂46メンバーの卒業後をテーマに、僕の妄想を短篇小説集にしようと企んでいます。
タイトルは短篇小説集『振り向けば青春 ~あの後の彼女たち~』です!

(略して #短篇小説集ふりはる


ようやくその第一作目となる松村沙友理篇が完成しました! 無料で公開しています。

第一作目の松村沙友理篇が完成したあとすぐに二作目の執筆に入らずに、制作日記の購読マガジン化に向けた『価格設定篇』をお送りしてきました。

昨日の日記で『価格設定篇』は完結しましたが、執筆前にもう少しだけ寄り道させてください。

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▼車輪の再発明
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「車輪の再発明」という慣用句はどうやら世界中で使われているらしいです。

どういう意味か軽く説明しますと、、、

馬車を作りたいときに、車輪の構造から考え始めるのはバカだよね。そこはすでにある車輪をそのまま使えばいいよね。というところから生まれた言葉で、

「誰かがすでに生み出した何かを自分で生み出そうとして時間(費用・労力)を無駄にすること」の意味合いでよく使われています。


短篇小説集『ふりはる』松村沙友理篇は僕にとって初めての小説執筆だったわけですが、小説の書き方などの勉強はせずに手探りで書きました。

「ある程度準備してから書き始めよう」という気持ちでやると、「まだ準備万端じゃない」を言い訳にしてズルズル引き伸ばしてしまいそうだったので、とりあえず書き始めて問題にぶち当たったらそのときに解決していこうというノリで執筆をスタートさせました。

(#そのために制作日記がある)

それはものすごく刺激的で楽しい経験でしたが、半年(構想期間も含めるとおよそ2年)を費やしてしまったのも事実です。

本当にそれだけの時間を費やす必要があったのか、2年のなかに「車輪の再発明」をしていた時間は無かったか?

そう聞かれると渋い顔をするしかありません。


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▼「小説の書き方」と「個性」
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体系化された「小説の書き方」を模倣していたら個性なんかでないやろ、と小説執筆前は思っていましたが、書いているうちにそんなことなさそうだなぁと気づき始めました。

「書き方」なんていう表面的なもので差別化を図ろうとしているようでは甘々ちゃんで、もっと深く突き詰めて研ぎ澄ませた奥の奥で「個性」は花開くのでしょう。

となると「小説の書き方」についてはもうさっさと答えを出して、もっと先へ進まねばなりません。

体系化されている、あるいはいろんなやり方はあるけどみんな共通している根っこの部分みたいなものはバンバン吸収する必要があります。

てなわけで、小説の書き方を指南している本を片っ端から読んでいく、『車輪の再発明篇』スタートです。

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銀魂の長篇みたいな名前つけるのにハマっちまった。


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では、また後ほどお会いしましょう。


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【主な記事の内容】①小説の制作過程、②考えていることの共有、③読書やエンタメ鑑賞による学びと考察、④目標達成までのリアルタイムのすったもんだ、⑤ラジオ配信の反省会//【更新頻度】(なるべく)毎日更新//【※お願い※】無料公開の記事を除いて、記事の内容は口外禁止でお願いします。

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