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リトルバスターズ

毎日note80日目。どうも毎オムです。

さてさて、ここ最近出社してエンジニアらしく回路の検討等をやってますが、あー無能やなぁ自分だなんて思う今日この頃です。

今仕事を教えてもらってる先輩に、在宅ばっかやったもんなー仕事くれればええのになー。なんて話をされて『いやほんと、さぼってはないけど今日なにしてたんやろ?って思うこと多かったです』というと『おれさぼってまうわーえらいなぁ』だなんて他愛ない会話ができてなんとなく嬉しかったりした(ピュアすぎる)


さて、これはいづれやりたいと思っていたのだが私の好きなバンドのアルバムについて熱く語る会をしたい。

今日は、私の敬愛してやまないthe pillowsの

LITTLE BUSTERS

を語りたい。

LITTLE BUSTERS

1998年発売のこのアルバムは、前作『please mr.lostman』という今までの自分達のやり方と大幅に軌道修正し、音楽界に遺書を残すつもりのアルバムというものの次の作品となる。

簡単に語ると、ピロウズは第一期~4期に分けられる。

第一期:結成からリーダー(ba)上田ケンジが抜けるまで

第2期:上ケン脱退~please mr.lostmanの間の期間。売れるための音楽を模索し、周りの意見を取り入れながらジャズやソウルっぽい、またおしゃれな楽曲が多く目立つ。

第3期:please mr.lostman以降。自分たちのやりたい音楽をやるんだ!!と周りの反対を押しきって発売したストレンジカメレオンを皮切りに、『ピロウズの音楽』が確立されていった時期。第2期とは大幅に方向がかわり、途中で歌い方も大きく変わる。

第4期:2013年?位のトライアルというアルバム発売後一年活休し、復活後を4期と呼んだり呼ばなかったり。

という感じで、リトルバスターズはおれたちはこういうので行くんだ!!とplease mr.lostmanで宣言した後の実質本当のピロウズロックをブイブイ言わせる最初の一枚といってもいいだろう。

収録曲

収録曲は  以下のようになっている。

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Hello,welcome to bubble's happy zoo(instant show)

第二期では考えられないような、軽快でロックで英語の歌詞とコーラスが心地よい。シャウトなんかも入っていて新しい時代の幕開け感がある一曲目にふさわしい曲だ。

色々な性格や特徴の動物を羅列されたAメロ。

罪深い男女、罪の無い子供!見ていて飽きないぜ!なんて歌詞で幕を閉じるのも色んなやつがいて飽きねぇな、ポピュラーな世界じゃなくてこっちこいよ!!なんて意味だと個人的には解釈している。

アナザーモーニーング

シングルカットされている曲。元々第二期に作った曲だが、第3期に入り大きくアレンジが変えられた曲。

ビレッジマンズストア水野ギイが好きな歌といって弾き語りしていた。

どんなに寂しくても誰も迎えに来ないよ

扉の向こうに約束なんてない、でも行こう生まれる変わる朝が来た

と、毎日不安やけど、動き出せば毎日生まれ変わるんやで!毎日が誕生日や!みたいな曲。

one life

これもシングル。バラードチックな曲で節目のライブにはよく歌われる。

どんな靴を履いてても 歩けば僕の足跡

立ち止まればそれまで 僕が終わるしるし

という歌詞に胸が刺さる(言い聞かせる意味で)

街色の蜃気楼から また吐き出された

ブカブカの爪先が邪魔だからだよってごまかしたいけど

という歌詞には、自分に合って無いことしてるからうまくいかないんだ!となにかのせいにしても、自分の足なんだからなにしても自分次第だぜ!なんてとても胸が痛い一言を浴びせられる。

THAT HOUSE

オルタナティブやなぁと思う一曲。

盛り上がるでも感動するような曲でもないが、聞き心地がいい。こういう曲が好きだ。

鍵をこじ開けて 僕が来るの待ってる

って感じやなー。

like a love song (back to back)

合いの手が楽しい曲。oopartsツアー前後くらいから5年位よくライブでやってたイメージ。

サビは『yeah yeah!』だけで、みんなで歌うのが楽しい。、

『言葉にはしない 感情を詰め込んで ここにいるマイフレンド これは君の歌』

というcメロからわかるように、これはリスナー一人一人によって感じ方がちがい、それらをすべてyeah yeahにのせようぜ!って感じだ。素敵すぎる。

ライブハウスには一体感のあるyeah yeahが鳴り響くが、一つ一つのyeah yeahには各々違う感情のyeah yeahがあるのだ!

ライブがよすぎるのでライブ映像を貼っておく。




now here

安らぎに似た 退屈な生活は 日増しになんだか優しくしてくれるけど

沈み続けて 深海魚のように潰れていたいんだ。

と安心感というのは逆にいえば退屈でなにもしたくなくなる事を言うんだなぁと

そして最後に

最後の悲鳴が響かないように 隠れてるよ 

今はもうどこにももういない

という安定感はないけど、退屈じゃない世界にいくぜ!なんて決意の歌とも感じられる曲からは、勇気だったりなんだったりを受けとることができたりできなかったり。

Hybrid Rainbow

言わずもがな、ピロウズの代表曲である。

バンプがカヴァーしたことで知っている人も多いだろう。

can you feel? can you feel that HybridRainbow

昨日まで選ばれなかった僕らでも 明日を持ってる

という、今日までうまくいかなくても、明日はみんな持ってると歌うこの曲であるが、

ライブでは

きっと まだ限界なんてこんなもんじゃない

と叫んだ後に力強い高速オクターブ奏法で奏でられるギターソロがとてもよい。

そしてラスサビ

ここは 途中なんだって信じたい

とあるように、まだ僕らはHybrid (半分の) Rainbow(虹)の橋を渡ってるにすぎないぜ!と力強いメッセージをうけとることができる。

ブルースドライブモンスター

外国のライブとかで人気がありよくやっている印象。もちろん国内でも人気がある。

ブルースドライブモンスターって??ってなるが、ギタリストならブルースドライバーと聞いたらピンと来るだろう。

そう、あの青い歪みエフェクターだ。

ラジオから抜け出してきた エレクトリックな怪物

ささやいてばっかりのスピーカーを君は息で吹き飛ばした

時代が望んだヒーロー 目の前で倒してよ


という歌詞からわかるように、時代が望んだポピュラーミュージックなんてぶっ飛ばしてくれよ!ロックで退屈な世界をぶち壊そうぜ!なんて曲である。キャッチーなロックだが、内容は結構ハードなこといってるよなぁと思う。

パトリシア

心地よいラブソング。フォークソングでも似合いそうな曲。

君とならいつも幸せやな。って曲。聞いてもらったほうがはやい。

black sheep

とても暗い曲。アコースティックギター1本とバスドラムだけで進んでいく。

だが、後々wake upツアーで???!!!ってくらい明るいアレンジで演奏された。暗い歌詞を明るく歌われると悲しみが増す。

歪んでしまったのさ 顔も姿も心も全部

優しい言葉だって知っていたのに思い出せない

という歌詞で共感できる人は多分同じような人種である。

認められないとだんだん優しい言葉を見失っていく。

僕がでていった後、街に平和が戻った

という歌詞で終わりを迎えるこの曲は、他の人とは違う自分を黒い羊に例えて歌われた曲で、

いつの日にかきっと すべての人とわかり合える

そんな夢を見ていた 少年あれは 僕じゃないのかい?

といつか分かってもらえると色々目を引こうとやるが、認められず、挙げ句優しい言葉も言えなくなり顔も全部歪んでっちまったぜ。。という悲しい曲である。

LITTLE BUSTERS 

アルバム最後はタイトル曲、リトルバスターズだ。

ライブで盛り上がる一曲。Aメロは皆で繰り返される歌詞を合唱するやつ。


With the kids sing out the future
Maybe kids don't need the masters
Just waiting for the little Busters

という歌詞が繰り返される。

意味は

未来にむかって歌う子供には 手本となる先生はいらないぜ!小さな破壊者(常識を少し壊してくれる的な??)を待つだけだぜ!

って曲。

外国ライブで、外国人がみんなでピロウズの曲を歌う姿に感動してしまうので貼っておきたい。

というわけで、今日はピロウズのリトルバスターズというアルバムについて語ってみた

良ければ1曲目からきいてみてほしい!では!




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