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【零れ話】戦前のダンスホールとは

【戦前のダンスホールとは】

戦前の東京や大阪では社交ダンスが大流行し、たくさんのダンスホールが作られました。
現代の社交ダンスとは違う独特なルールが存在しましたが、大衆はこぞってダンスを楽しみました。先日のマニキュア事情と併せてご覧ください。

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【補足】こちらのツイートで描いた、職業ダンサーが一般的になる前の時期(大正後期)の事を調べましたら…ダンサー制度が流行る前でも女性客が男性客の数を上回る事は週に一度程度だったそうで。
なので男性客は男子同士でペアを組んで社交ダンスをしていたそうですw

森蒼太郎の『ダンスホールエロ享楽時代』(1931)を読んでいましたら、ダンスのうまい男性が女役になって、慣れない男性に手ほどきする描写が出てきましたので、やはり当時の達者な男性は女性のステップも踏めたようですね。

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他にも当時の小説を読むと踊りの達者な男性が女性役を務めている描写があり、なんかもう最高だなと思いました(素直)

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