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自分にくじけなかった者だけが歩むことのできる道【FC刈谷 7/1】

おはようございます、板近 代です。


7月1日、サッカーチームFC刈谷は岐阜県にいました。

『第59回全国社会人サッカー選手権大会 東海予選Cブロック』の準決勝に挑むためです。

この試合に勝てば、翌日に東海予選Cブロックの決勝。

決勝に勝利すれば10月に佐賀県で行われる第59回全国社会人サッカー選手権大会、つまりは『本戦』へと進むことができます。


そこあるのは、いつだって大事な試合。

本日はFC刈谷が未来を掴むために見せてくれた、進化についてお話させていただきたいと思います。


※ページ末の『撮影情報』の後にも“熱い選手の写真”を掲載しておりますので、ぜひご覧ください!

言うなれば、進化

第59回全国社会人サッカー選手権大会 東海予選Cブロック 準決勝。

試合会場は岐阜県、長良川球技メドウ。

相手は、常葉大学FC。


ピッチとの距離は近く、ウォーミングアップを間近で見ることができました。

ファンとして、とても嬉しい贅沢な時間ですね!

試合開始直前。

ユニフォームに着替えた選手たちの姿は凛々しく。湿度が高く重たい空気の中で、太陽のような輝きを放っていました。

真剣勝負、勝ちたいという思いは相手も同じ。

でも、だからこそ、勝たねばならぬ。

そんな強い想いが観客席まで伝わってきます。


ホイッスルとともに始まった試合。

FC刈谷の選手たちの動きは力強くシャープで、勝利を予感させます。

今まで持ち続けてきた熱さを、さらに熱くして。

加熱に加熱を重ねた魂が、フィールド上で燃え盛る。

過去は変えることはできない。

でも、未来を変えることはできる。

この日、FC刈谷が見せた戦いは、明らかに“今までの戦い”を超えるものでした。

今まであった良さはそのままに、新たなる力が足された。

言うなれば、進化。

言うなれば、前進。

まるで、FC刈谷2023シーズンクラブスローガン『全進 Revenge』をピッチ上に描いているかのような躍動。

強い想いは、人の目に見えるのです。

魂の結実

より攻撃的に、よりバリエーション多く。

進化したFC刈谷は、7ゴールを決めるという凄まじい結果を生み出します。


私の技術不足で、その全てを写すことはできませんでしたが…………各ゴールの写真を掲載させていただきますのでどうぞご覧ください!

1点目 背番号26 木下海斗選手(21')

2点目 背番号25 西川公章選手(47')

3点目 背番号29 大友千裕選手(48')

4点目  背番号26 木下海斗選手(54')

5点目  背番号26 木下海斗選手(58')

6点目 背番号9 鈴木直人選手(77')

※1枚目、背番号見えていませんが赤いユニフォームの選手が鈴木直人選手です。

7点目 背番号7 小沼樹輝選手(81')

※小沼選手は写真の外(向かって左)のかなり離れた場所から打っています。

以上が、この日に決まった全7ゴールとなります。

木下選手は3ゴール、つまりハットトリック! 

合計5名がゴールを決めるという、凄まじい結果!


私はこの日改めて、ゴールを撮る難しさを感じました。

正直、7ゴールもあった中でこれだけの写真を撮れたことは、私の今の実力からすればかなり上出来だと思います。

でも、悔しいです。

特に6点目と7点目。もっと伝わるように撮りたかった。


でも、それ以上に嬉しい。

こんな素晴らしい日に、現地にいることができて!

FC刈谷の進化を、この目で見ることができて!


そして「悔しい、もっと上手く撮れるようになりたい」と思えたことが、嬉しい。

本気で悔しいけど、本気で嬉しいです。


もうひとつだけ写真について語らせてください。

FC刈谷を撮ると、カメラがめっちゃ喜ぶんです。すごくカメラが嬉しそうなんです。

それは多分、いや、間違いなく私と同じ気持ち。

もっと強くなる!

「FC刈谷はもっと強くなる」

7月1日の試合は、そう言い切れるほどの“前進する力の強さ”を見せてくれた試合でした。

大量得点を生み出した、バリエーション豊かな攻撃。

大量得点を決めても気を抜かない、強度の高い守備。

具体的な成長と広がりを感じさせてくれた、可能性に満ち溢れた試合であったと思います。

世界の理に照らし合わせれば「努力は必ず報われる」と、言い切ることはできないかもしれません。

でも、ひとつだけわかっていることがあります。

「努力は前進する力になる」

努力は己と己の勝負。

自分にくじけなかった・・・・・・・・・・者だけが、勝利へと続く道を歩むことができるのです。

翌日、7月2日。

FC刈谷は『東海予選Cブロック 決勝』でも勝利を収め、本戦行きの切符を手にしました。

それは、さらなる戦いへの切符。

FC刈谷の日々は戦いだらけなのです。


鈴木直人選手の言葉を借りるならば……

「這い上がるための通過点」

兒島拓哉選手の言葉を借りるならば……

「これはノルマ。最終目標はJFL昇格です」

千島蒼生選手の言葉を借りるならば……

「さぁ切り替えて今週のリーグ戦勝って笑えるよう頑張りましょう!」

そう、今週末には『第58回東海社会人サッカーリーグ1部』の試合があるのです。


繰り返しになりますが、FC刈谷の日々は戦いだらけです。

彼らは戦いの中に生きているのです。

でも、大丈夫。

FC刈谷の戦士たちは前を向き続けている。

目の前の戦いを、その先にある戦いを、未来を、見続けている。

だから、必ずたどり着く。

目指している場所へ。

できる、絶対にできる。

ここにいるのは、己を超えるために己であり続ける“自分対自分の勝者”たちだから。


私は思います。

サッカーは、真剣に生きる人間の姿を見ることができる素晴らしい場所であると。

そのエネルギーに触れることができる、素敵な場所だと。

サッカー選手になってくれて、ありがとう。

撮影情報

⚽撮影日等
撮影日:2023年7月1日
第59回全国社会人サッカー選手権大会 東海予選Cブロック準決勝
vs 常葉大学FC
会場:長良川球技メドウ

⚽撮影機材等
📸①
PENTAX K-3 Mark III
HD PENTAX-D FA★70-200mmF2.8ED DC AW
📸②
PENTAX K-1(アップグレード済み)
HD PENTAX-D FA 28-105mmF3.5-5.6ED DC WR
💻その他
Lightroom Classic(RAW現像)
Photoshop 2023(トリミング)


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