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私は、優勝を見た。FC刈谷が優勝したんだ!【FC刈谷 4/2】

おはようございます、板近 代です。

4月2日の日曜日、私は優勝を見ました。

FC刈谷が、第63回刈谷市長杯サッカー大会で優勝したのです!


目の前で、応援しているサッカーチームが優勝する。

本日はその素晴らしい経験と、その経験からもらった思いについて書かせていただきたいと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。

初めて着たFC刈谷のユニフォーム

2023年3月30日。

私の家にFC刈谷のユニフォームが届きました。

これは、私が生まれて初めて買ったFC刈谷のユニフォーム。

色は緑、背番号は21。

FC刈谷オンラインストア掲載の名前で言うと「2023シーズンオーセンティックニフォームGK/1st【サポクラ価格】」になります。

サポクラとはサポーターズクラブのことで、こちらも初めて。

まだまだFC刈谷の観戦経験の少ない私は、初めての事だらけなのです。

2023 1stユニフォームを着用して戦う背番号21兒島拓哉選手 ※2023/3/26の試合にて撮影

そんな“これからへの思い”を込めて注文したユニフォーム。

開封してすぐに袖を通したかったのですが「初めて袖を通す日は、現地で応援する日にしたい」と思い全力で我慢することに。

以前サプライズプレゼントでいただいた、兒島選手の実使用ユニフォームのすぐ近くに飾って眺めることにしたのです。

次の試合である、第63回刈谷市長杯サッカー大会  決勝は4月2日。

数日間の我慢でしたが着たくて着たくて……なかなかつらかったですね……。

でも!

がんばって我慢しただけあって試合当日、家を出る前に袖を通した時の気分は最高最強!

基本夜型生活で寝起きが恐ろしく悪い私が妙に寝覚めが良かったのも、ユニフォームが着れる日だったからだと思われます。

優勝できるチームは一つ

第63回刈谷市長杯サッカー大会 決勝の会場は、FC刈谷のホームスタジアムであるウェーブスタジアム刈谷。

横断幕の向こうに見える桜が実に春らしく。

気温はやや高めで「この時期にしては暑いなぁ」と思うような中での開催となりました。

観客席から見えるのは試合に備える選手たちの姿と、輝く優勝カップ。

対戦相手はwyvern。

FC刈谷と同じくここまで勝ち抜いてきたチームです。


でも、優勝できるチームは一つ。

FC刈谷か、wyvernか。

春のウェーブスタジアム刈谷にて、引き分けのない戦いがはじまろうとしていました。


迫るキックオフは10:30。

まだまだ暑くなる予感に照らされながら、私は「今日の試合、FC刈谷が勝つ!」と強く願い試合の開始を待っていたのです。

同点の時間は長く

時が来て、試合は始まり。

FC刈谷の戦士たちは力強い姿を見せます。

対するwyvernも力強く。

前半22分にはwyvernの松原大知選手にゴールを決められてしまいます。

手強いwyvern。

特にフォワードのレオナルド・ドス・サントス・リマ選手の鋭い攻めには、怖さを感じました。

もちろんFC刈谷も強い!

ピッチのあちこちで、選手と選手の力がぶつかります。

互いに譲らぬ春の決勝戦。

次にネットを揺らすのはどちらの選手なのか。


「FC刈谷!」

「wyvern!」

両ゴール裏から聞こえる応援の中、戦いは続きます。


次にゴールが決まったのは前半36分のこと!

決めたのはFC刈谷の背番号20!

伊藤雄教選手です!

前半で点が決まった喜びも束の間、選手たちは試合を再開するために歩みを進めます。

電光掲示板に輝く「GOAL!!」という文字。

でも、まだ同点。

試合は終わっていない。

だから追加点を!

相手よりも多く点を取らなければ優勝できない、決勝戦。

攻撃に守備、真剣勝負が続きます。

しかし、点は入らず。

だけど、点を取られることはなく。


後半戦終了のホイッスル――――。

白熱した戦いは長い同点の時間を経て、延長戦へと突入したのです。

延長戦の決勝弾

延長戦前半……………………早々に、FC刈谷にゴールが生まれます!

なんと、開始1分のこと!

決めてくれたのは!

背番号15、野村柾斗選手です!


その後も、wyvernの攻撃をしっかりと跳ね返し。

体を張ってボールを追いかけ。

限界まで走った選手が、仲間に勝利を託す交代もあり。

集中力を切らさない、全力を出し続ける「だからFC刈谷が好きなんだ!」と叫びたくなるような戦いを継続。

そんな前向きな戦いの末、延長戦終了のホイッスル――――。

第63回刈谷市長杯サッカー大会が終わりました。

結果は2対1でFC刈谷の勝利。

この日は決勝ですから…………

FC刈谷の優勝が決定したのです!

輝く優勝カップとともに歩く選手たちのかっこいいことかっこいいこと!

FC刈谷のみなさま、おめでとうございます!

初めてFC刈谷のユニフォームを着て応援した試合でFC刈谷が優勝するという最高の思い出をありがとうございます!

優勝の後、優勝の記憶

この決勝戦には、以前、雪の降るガソリンスタンドにて笑顔で対応してくれた二人の選手も出場していました。

鈴木直人選手と福田凌生選手です。

きっと二人が歩んできた道は凄まじい努力の道。他人からは見えない努力もたくさんしてきたことでしょう。

躍動する二人の姿を見た私は、暑い春の日差しの中、あの、とても寒かった雪の日を思い出していました。

美しいとはこういうことなのだ――――言葉の意味をより深く知った気がします。


試合後もスタジアムに残っていた私は、FC刈谷の選手たちのひたむきな姿を見ました。

片付けをする選手の姿。

ゴールを運び、トレーニングをする選手の姿。

ひたむきなだけでなく、優しい姿も見せてくれた選手たち。

ファンと一緒に写真を撮ったり、ユニフォームにサインをしたり。

待っていた子どもたちに、笑顔を見せに行ったり。


素敵な姿をたくさん見た帰り道……私は思います。

私の優しさは、FC刈谷の選手の優しさに比べればずっと小さなものだと。

私は、FC刈谷の選手に比べればずっとずっと弱いと。

そんな私が、この日の優勝を見た。

だからこそ、私は私に問いたい。

「おまえは、選手たちが見せてくれたひたむきさと優しさを忘れず、成長することができるのか?」

感動しただけで終わりたくない。


2023年4月2日。

第63回刈谷市長杯サッカー大会で優勝したFC刈谷のゴールキーパーである兒島選手にサインをしてもらったユニフォーム。

次に袖を通すときまでに今の自分よりも優しく、強くなれるように。

少し、ほんの少しかもしれませんが一歩成長した自分になり、また、応援に行きます。

ありがとうございました。

撮影情報

⚽撮影日等
撮影日:2023年4月2日
第63回刈谷市長杯サッカー大会 決勝
vs wyvern
会場:ウェーブスタジアム刈谷

⚽撮影機材等
Redmi Note 11(ユニフォーム撮影)

PENTAX KP J limited
HD PENTAX-D FA★70-200mmF2.8ED DC AW
HD PENTAX-DA 55-300mmF4.5-6.3ED PLM WR RE

PENTAX K-1(アップグレード済み)
HD PENTAX-D FA 28-105mmF3.5-5.6ED DC WR
HD PENTAX-D FA★70-200mmF2.8ED DC AW

Lightroom Classic(RAW現像)
Photoshop 2023(トリミング)

※3/26撮影の写真の撮影情報はこちらの記事をご参照ください。














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