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我慢に代わるものはその時々に変わる

我慢はするものでさせられるものではない

ITサポーターTsuchidaの土田です。今まで振り返ってみると、自分は結構我慢してきたと思いつつも、他の人から見たら我慢しなかったように見えるのかもしれません。
それは自分なりに納得できるものに関しては我慢はできるけど、自分が納得できないものには我慢をしなかったんだと思います。私なりに考えると、我慢は自分でするもので、他人から我慢をさせられるものではないからです。

日本では教育として我慢しなさいとか、応援のつもりで頑張りなさいという言葉をかけられますが違和感しかないのです。我慢も頑張りも自発的にするもので、強制されるものではないのです。自分なりに我慢していたり頑張っていたりしても、他者から我慢や頑張りの言葉をかけられると、もっと我慢しなきゃとかもっと頑張らなきゃと結果として自分を追い詰めることになります。

私なりにできる我慢や頑張りはするけど、できない我慢や頑張りは逃げてもいいと思ってます。ただ自分なりにできることはやるということで、とりあえずやってみて、ダメだなと思ったときは逃げだしましたね。

20・30代の頃は

私が20代の頃に伊藤みどりがフィギュアスケートで活躍していて、フィギュアスケートを見るのが非常に楽しみで、ストレス発散のひとつで、今思うと我慢に代わるものだったのかもしれない。

伊藤みどりでフィギュアスケートに関心を持つと引退とともに関心が薄れるものだが、引退後の方がさらに関心が出てきて、30代の方がよく見たというように思うのです。ちょうどインターネットが始まるころで、フィギュアスケートの情報も非常に早く伝わるようになり、以前はテレビの放送まで結果がわからなかったものが、テレビ放送前に結果がわかるようになっていました。

私がフィギュアスケートに関心がなくなったのは、採点のルールが変わってからで、全体の演技の印象より1つ1つの技が重視されるようになると、演技として楽しめなくなったのです。

フィギュアスケートって音楽とスケーターと技と表現が一体化したスポーツだったから、この曲をこのスケーターに滑ってほしいとか、この曲のここでジャンプを入れてほしいとか、妄想プログラムを作ることが案外楽しかったりします。

今は競技はほとんど見ていないのですが、Youtubeで昔の名演技を見ることができるので、名演技を見るとその時代にタイムスリップできます。

我慢やストレスの状態だと気分転換が必要です。音楽を聴くことって、一番手っ取り早い気分転換になります。自分のよく聞いた頃のヒット曲って10代から20代前半が多くて、いまでもYoutubeで昭和のヒット曲をよく聞いていて、当時の曲がすぐ聞けるっていい時代になったものです。

Youtubeのいいところは、フィギュアスケートに使われた音楽も結構見つけることができることです。演技付きの動画だけでなく、フィギュアスケートに使われた曲を聴くだけで癒されます。フィギュアスケートに使われやすいのは、気分を盛り上げたり気分を落ち着かせたり気持ちに入りやすい曲が多いんだと思うます。
たまにSentimental WalkとかMy Sweet and Tender Beastを聞くと癒されますし、サンサーンスのロンドカプリチォーソなんかは朝聴くといいんですよね。

50代になると

若い頃からやっていたのですが、最近特に料理をすることが気分転換やストレス発散になっています。私にとって料理は科学であり、材料を料理に仕上げる作業が楽しいとすら感じます。

私はプログラミングをしていると、時々思い通りにいかないことがあります。いくら考えても埒が明かないときに、中断して料理をして気晴らしをします。そうすると料理をしている時間と食べている時間で自分がリセットします。

料理って基本があるけど、自分なりにアレンジが加えられます。自分なりに工夫して作り上げるところがプログラミングと似ている気がします。

しょうゆ・日本酒・みりんをベースに必要の応じて砂糖とだしを入れれば和食っぽく出来上がります。ごま油・鶏がらスープ・オイスターソースをベースにすると中華っぽくなります。トマト缶にコンソメとニンニクとバジルを使うとイタリアンになります。試行錯誤している中で、ブイヨンにトマト缶と赤ワイン使っていたらビーフシチューに近づくことと、ブイヨンにホワイトソースを入れたらクリームシチューに近づくことにも気づきました。

プログラミングって完成まで時間がかかり途中にうまくいかずに深みに嵌りがちですが、そんなときに真新しい料理を作ると、料理の方に思考が切り替わります。いったん思考が切り替わると、別なやり方を考えるようになり、プログラミングの深みから抜け出せたりします。

最後に

我慢には、自分の努力で状況が変えられるものと、自分の努力だけでは状況が変えられないものがあります。自分の努力では変えられないものが人間関係だと思っています。実は我慢の半分は人間関係なんだと思います。人間関係を我慢したところで、我慢は相手がいる限り続くので、耐えられないようであれば人間関係を捨てるということもありだと思います。私は2回ほど人間関係を捨てました。

人間関係以外の我慢は気分転換で気持ちがリセットできますので、私の場合は動画を見ることと音楽を聴くことと料理をすることです。すぐにできてお金をかけないことなのでとてもお手軽です。こんなことができるというのは、個人事業主で自宅で仕事をしているから、その点が会社に勤めている人に比べれば恵まれているのかもしれません。

#我慢に代わる私の選択肢

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