最近、あまりAIによる小説作成をやっていなかったので、また練習を再開しようと思っています。
そこで、最近発表されたモデル(GPT-4oとGemini 1.5 Pro)を使って、同じテーマで小説を書かせてみました。
1.使用したプロンプト
GPT-4oとGemini 1.5 Proに小説を書かせるために使用したプロンプトは以下の通りです。
この文章スタイルシートを利用する手法は筆者のオリジナルです。これについて知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
2.GPT-4oの書いた忍者小説
以下は、上のプロンプトを使用して、ChatGPT(GPT-4oモデル)に書かせたショートストーリーです。
ストーリーは分かりやすいのですが、単純で、ひねりがありません。また、歴史的な言葉使いと現代的な言葉使いが混在していて不自然です。
3.Gemini 1.5 Proの書いた忍者小説
以下は、上のプロンプトを使用して、Google AI StudioのGemini 1.5 Proモデルに書かせたショートストーリーです。
話の筋が通っておらず、登場人物の関係がどうなっているのかよく分かりません。さらに、最後のどんでん返しで益々ストーリーがどうなるのか分からなくなりました。
しかし、文章表現の性能はGPT-4oよりも高く、今後、小説を作成していく上では、Gemini 1.5 Proの方が可能性が感じられます。