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災害時におけるITの強みと弱み

災害時にどう備えるかは誰にとっても重要な問題です。
ですが、「ITを活用して災害対策をする」という話を聞くと、
難しそうに感じる方も多いのではないでしょうか。
ITに苦手意識を持っている方にとって、
特に災害のような不安な状況で新しい技術を取り入れることは、
ハードルが高く感じられるかもしれません。

でも、実はITは私たちを助ける強力なツールにもなり得るのです。
今回は、そんなITの強みと弱みについて簡単に紹介したいと思います。


ITの強み:データの保護と復旧力


災害が発生すると、家やオフィスが被害を受けることがあります。
そんな時、紙の書類やパソコンのデータは一瞬で失われるリスクがあります。
ですが、インターネットを通じてデータを保管するクラウドサービスを使えば、データはインターネット上に保存されるため、あなたのオフィスがどこにあるかは問いません。
実際に、オフィスが火災で全焼してしまった会社が、クラウド上にデータを保管していたために、比較的早く業務を再開できたという事例もあります。

このように、クラウドはデータを災害から守り、
迅速な復旧を可能にしてくれます。

ITの弱み:停電やセキュリティリスク


一方で、ITには弱みもあります。
例えば、停電が発生すると、
パソコンやインターネットに依存しているシステムは使えなくなり、
重要なデータにアクセスできないことがあります。
また、デジタルデータはハッキングなどのサイバー攻撃を受けるリスクもあるため、クラウド上に保管したデータが盗まれる可能性もあります。

最近日本でも、企業のクラウドデータがサイバー攻撃に遭い、重要な顧客情報が漏洩してしまったケースもありましたね。
このようなリスクを最小限に抑えるためには、ITの強みと弱みを考慮したセキュリティ対策が必要です。

データの保管と利用の工夫


災害に備えて、データをどのように保管するかが重要です。

  • デジタル、アナログで保管するデータを使い分ける

  • そもそも不要な個人情報を収集しない

などの対策を考えることで、リスクを大幅に減らすことができます。

顧客情報を最低限しか収集せず、定期的に不要なデータを削除することで、災害時の被害を最小限に抑えることもできるでしょう。
こうした工夫を取り入れることで、ITの強みを最大限に活かしつつ、弱みを補うことが可能です。

最後に


ITは難しいと感じるかもしれませんが、
その活用によって災害時のリスクを大きく減らすことができます。
強みと弱みを理解し、バランスよく取り入れることで、災害に強い対策を築きましょう。


それではまた。
みゆき

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