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フィリピン人女性との交際のススメ8

 こんばんは。3月に入り、もう4日になりました。光陰矢の如しと言いますが、本当に、月日が流れる速さがどんどん増しているように感じます。

 今日も、此処へお越しくださり、ありがとうございます。

 ネットに記事を掲載するようになって、皆さんの「スキ」と「フォロー」に背中を押され、本当に心が踊るような気持ちです。
ほんとうにうれしいです。
 今日も早速、テーマに沿って進めていきます。

7.「家族愛を大切にする文化」がフィリピンにはあるため、日本人男性の家族に対しても親切な傾向がある。


 トップの写真ですが、「ちょっと、何?」と思われたかもしれません。
 もちろんですが、タイトルととても深い関わりがあります。
 フィリピンの事をよくご存じの方には「フィリピンあるある」で有名です。この解説から致します。

 「ボルテスⅤ(ファイブ)」というアニメーションがありました。
 もちろんジャパニメです。和多志がまだ小学生のころに放映されたので、45年くらい前のアニメです。
 当然見ていました。ただ、あまりどんな内容だったのかは覚えていませんでした。
 
 時は流れて、今から約8年前、人生で初めてフィリピンに渡航した時のことです。
 現地に今でも住む友人と共にKTV(カラオケ+キャバクラ)、いわばフィリピンパブに行った時、友人がいきなりこんな古いアニメの主題歌をカラオケで歌い始めました。
 「あーぁ、場違いなー!」という気持ちがよぎった瞬間、隣に座った女の子達が、彼の唄に合わせて歌い始めたのです。しかも日本語です。
 その寸前まで、会話があまり得意でない英語で進み、ほとんど何も話していなかったのに、です。(;´・ω・)

 友人は学生時代からの付き合いで、10年以上前から、仕事の関係でフィリピンに移住して現地で今も生活しています。和多志がフィリピンに移住するようになったきっかけの人でもあります。
 その友人は、少しでもフィリピン文化に和多志が馴染めるよう、もうこの最初の渡航から色々考えてくれていたのでしょう。

「家族の絆」がテーマ


 もう、本当に子供だったので、「ボルテスⅤ」の設定まで覚えてなかったのですが、実は、この合体ロボに搭乗する、体格や個性がバラバラな若者たちは、すべて「兄弟」という設定です。

 向かい来る敵に、ピンチの時にも「兄弟そろって立ち向かう」という設定に、「家族愛がとても強いフィリピーノ(男)・フィリピーナ(女)」に大うけとなったそうです。1977年~1978年に日本で放映、
終わった同年に、今度はフィリピンで放映され始めたとのことです。
最高視聴率58%だったそうですよ。ついてるテレビの半分以上やん!「ボルテスⅤ」だったってことですね。(*´▽`*)

 「あれ?さっき、カラオケの女の子も一緒に歌ったって言ったよね?カラオケで働いているの、女の子って?じゃー、女の子じゃなくて、・・・・?」

 鋭いですね、でもご心配なく。    いや、何がご心配なのか?(笑)

 その後、この「ボルテスⅤ」、毎年のようにフィリピンで再放送されているようで、20歳前後のフィリピーナですら、歌えるのです。
 まさに国民的アニメです、    日本のアニメなのに  (;´・ω・)
「♬タトーエ アラシガ フコートモー」と。 本当にびっくりしました。

photo by Library of Congress

 さしたる産業がなく、国内での就業になかなか巡り合えないフィリピン人は、労働を求めて、英会話力を駆使して外国へと出稼ぎに出ていったそうです。
アメリカ、イギリス、ドイツ、フランスと、「家政婦」として働きに出る機会が多かったフィリピン女性。

 今の日本と就業の形態が違い、欧米諸国の「家政婦」は、家事を行うだけでなかったのです。
 施設に入ることなく家族との同居が当たり前の老人の介護も同時に行わないといけない、結構過酷な労働でした。

 もちろん下の世話もあるので、賃金を稼ぐ為とは言え、自分の身内以外の家族の一切の世話をするのは並大抵の根性がないとできないんだろうなーと思いました。

 でもこうした、自身の家族と離れて、海外で家政婦業に就けるのも、「家族」という単位の共同体の大切さを知る中で育った影響が大きいものだと考えられます。
 
 将来、ご自身が結婚する相手に求める事として、考えておいて損がない問題があります。
 お若い方にはあまりピンとこないかもしれませんが、ゆくゆく歳をとって、定年退職もそろそろという時に突如として浮上する問題があります、「親の介護」がそれです。

 その時になって初めて、「いや、あなたの親の面倒まで看るなんて約束していない」と言われてしまったらどうでしょう?
 
 日本人女性の言い分も分からないでもないです。
 昔と違って、家庭の経済を、共に働きに出て支えてきたのに、介護の問題まで分担は嫌、旦那が解決すべき問題、自分の親でしょう!というのも分かります。定年退職前であれば、男性は介護のために退職するという手段は取りづらいのが本音でしょう。これ、非常に大きな問題な場合があります。

 この時、文化の違いで考え方が違うことが助け舟に変わることもあります。
いい例として、「技能実習生制度」というのが3年前から国の制度として新たな局面を迎えていますが、介護士はフィリピンから主に迎え入れるという政府の方針が打ち出されています。
 民族的な文化が職業的な特性にマッチしていると考えられるからでしょう。
 欧米社会で、「家政婦」として出稼ぎに出たフィリピン人の実績も裏付けとしてあるのだと思います。
 ちょっと息抜きに和多志が好きなアニメがあります。CareGver(介護士)として日本の特養で働くフィリピーナをコミカルに描いたアニメです。
全編英語ですが、様子が何となく分かります。
 笑いが好きな民族で明るい彼女達に施設に入居している先輩方がとてもフレンドリーに接しているのが共感できます。
https://youtu.be/k4X-SyZxMuA

 ただ、「いっしょに考えましょう、家族の事だから」と向き合ってくれるだけでも、心が楽になると思います。

 「ボルテスⅤ」を日本語で歌うその視線の先に、家族愛・兄弟愛の強い、民族の確かな意思が見えていました。
 ただ、それを絶対の確信として、あてにはできないと思います。
でも、家族愛の意識は高い民族であるのは間違いないです。

 戦後、アメリカなどの経済大国と日本が歩んできた道ですが、
「一億総労働社会の実現」って格好いい文句も、実際の現場で起きている問題に対し、解決の糸口を見えにくくしているのもあるんだと思います。
 日本の文化に慣れすぎてしまったフィリピン人もおり、一概に全ての人が家族を大切するとは言えないですが、この記事をきっかけに、日本に住んでいるフィリピン人を見る視点としてみてはいかがかなと。
 そうして頂けたら、お役にたったこと、とてもうれしく思います。

 ここまで、8回にわたり、「フィリピン人女性との交際のススメ」をお読みくださり有難うございます。

 ここまでの8回分は、第一回を除き、「メリット」を中心に書いてきましたので、次の回は「デメリット」の部分を少し書いてみようかなと思います。
 日本とは文化が違い、生きて来た価値観が違うフィリピン人にとって、どんなことが一緒にいると問題になってくるのか、
 何が問題で、日本人と離婚したフィリピン人永住者が日本にいるのか?などに焦点を向けたいと思います。

 そして、そのあとですが、いよいよフィリピンで、現地に住んだ和多志の視点から、ハッピーなフィリピン人女性との交際・そしてその先の結婚生活になるように、成功の見通しについて書こうと思っています。

 どうか、よろしくお願い致します。
 長文、お付き合い頂き、ありがとうございました。
 
 貴重なお時間を、ここまでお読み頂くのに割いて頂き、感謝いたします。
Masa



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