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マウンテンバイクを買いました!


先日、マウンテンバイク(以下、MTB)を購入しました!

以前から欲しいと思っていたアウトドア(主にキャンプ)で使える自転車。アウトドアな自転車といっても色んな種類があるので、今回は候補となった種類をメインにご紹介しながら、MTBを選んだ理由をお話いたします。

購入の動機


結婚する前はクロスバイクを持っていたんですが、子どもができて、自転車の後ろに子供を乗せて移動するようになると、ママチャリばっかり乗るようになりました。

クロスバイクは本当に乗らなくなってしまい、そのうちホコリまみれ、錆だらけ、タイヤはヒビ割れて、場所だけとる邪魔な存在になっていました。私もその時はまだキャンプを始めていなかったので、持っててもしょうがないと、心置きなく処分してしまったんです。

でもそれから数年、いざキャンプにハマるようになると、気軽に動き回りたくなります。ママチャリ(電動付いてないやつ)でサイクリングしながら近くの河原にデイキャンプしに行ったんですが、移動がまぁしんどいのです。

「あの時のクロスバイクを捨てなきゃよかったなー」なんて妻と話をしていたら、

「買ったらいいんちゃう?」なんて言ってくれるわけです!

私 「や、お小遣いからはちょっと、、、」

妻 「出すで?」

と男前な返答が返ってきました。なんと家計用から捻出してくれるというんです!

自転車の種類


ということで、アウトドアで使える自転車を選び始めるわけですが、一概にアウトドア自転車・自転車キャンプといっても色んな種類があります。ここで少しざっくりとご紹介いたします。

グラベルロード


自転車キャンプで検索すると、真っ先に出てくるのがこちらの自転車。一言で言うと、「砂利道の走行が可能なロードバイク」。

特徴は、ドロップハンドルで、ディスクブレーキで、普通のロードバイクよりタイヤが太く、荷物をたくさん付けれるようにダボ穴がたくさん付いている、くらいでしょうか。

今まさに世界的に人気が出てきている、新しいジャンルの自転車です。私も当初の候補No.1はグラベルロードでした。

ただ、新しいジャンルであるが故に、価格がまだまだ高いのです。予算もありましたので、初っ端に候補から外しました。

ロードバイク


自転車キャンプといえば、次に出てくるのがロードバイク。ドロップハンドルの、スピードの出る、タイヤの細い、速い自転車です。

舗装路を走り、キャンプ場までサイクリングを楽しむ乗り物です。でも、私はそこまでの速さを求めませんし、長い距離を走ろうとも思っていなかったので、こちらも早々に候補から外しました。

また、タイヤが細いと段差がしんどいので、私が考えるアウトドアには不向きだな、とも思いました。

ミニベロロード


見た目がスタイリッシュでオシャレなイメージのあるミニベロロード。ロードバイクのようなドロップハンドルだけど、タイヤが小さい自転車。

主に街乗り用です。信号が多く、ストップ&ゴーが多い場所でゆっくりポタリングするのに向いています。

私はロードバイクよりむしろこっち派です。景色を見ながらゆっくりサイクリングして、気になるところで立ち止まりながらプラプラしたいです。

でも、タイヤが小さいのでちょっとした段差でもバランスを崩しやすいのが欠点。

折りたたみ自転車


プラプラするならいっそのこと、車に積んでキャンプ場まで持って行きやすい折りたたみ自転車はどうか?

軽量でコンパクトになるのに、タイヤは太めで悪路でも走れる折りたたみ自転車がありました。


キャンプ場周りを自転車で散策できるなんてステキなじゃないですか!楽しみが広がります。

マウンテンバイク(MTB)


ミニベロロードや折りたたみ自転車を中心に考えていましたが、アウトドアアクティビティとして自転車を考えたときに、やっぱりMTBは外せませんでした。

山の中を自転車で駆け降りる、駆け上がる、時にはジャンプするような動画を見ていると、とてもエキサイティングで楽しそうでした。ママチャリで行った河原沿いも、MTBなら楽しそうです。

あとは街乗りでも、車道と歩道の間とか踏切とか意外と段差が多いので、衝撃を吸収できるサスペンションも魅力に映りました。

更に調べてみると、自宅から自転車で1時間くらいのところにMTBパークなるものがあるらしいです。そこはジャンプとかできる起伏の激しいコースがあり、無料でいつでも楽しめるとのこと。

折りたたみとMTBの相場


持ち運べる折りたたみ自転車か、山道を攻めれるMTBか。

ポタリングな折りたたみ自転車か、エキサイティングなMTBか。

この二択に絞ることにしました。

でもこの2つ、価格から見るとかなり大きな差があります。

折りたたみ自転車の代表的なメーカーは、BROMPTON、DAHON、Ternあたりでしょうか。BROMPTONだけズバ抜けて高くてエントリーモデルでも20万円くらいしますが、その他のメーカーは有名メーカーでも5万くらいからあります。

それに対してMTBは有名メーカーですと大体エントリーモデルでも10万くらいからです。5万円くらいの安物MTBは、山走行の安全が保障されません。

MTBのほうがかなりハードな乗り方をするので、用途が違うので当然です。折りたたみ自転車に対して、MTBは結構値が張るのです。

そんな価格面もあって、私の心は折りたたみ自転車に傾き、どうせ畳むなら軽量・コンパクトなほうがいい!ということで、14インチ径のDAHONやRENAULTを候補に絞っていました。


突然現れた中古MTB

そんなある日、ふと立ち寄ったリサイクルショップで、古ぼけたMTBと劇的な出会いをしました。


それはTREKのX-CALIBER7という車種で、価格は新車の折りたたみ自転車と変わらないくらい。

ホコリまみれで、キズもチラホラ。チェーンは油まみれで、リアブレーキが擦ってタイヤが回らない状態でした。

でもタイヤ以外は純正で、フロントサスペンションでディスクブレーキ と、私がMTBに望む機能が備わっており、折りたたみ自転車にほぼ決めかけてた私の心を、グラグラと揺さぶってきました。

「これがあれば山道を駆け巡れる」

「これがあればMTBパークを楽しめる」

汚れはキレイになります。一番の懸念点は回らないタイヤでしたので、その日は一度帰宅して、メンテナンスについて調べてみたところ、どうやら私にもメンテナンスできそうな難易度でした。

ということで、次の休日に念願のアウトドア自転車を購入しに、妻を連れてリサイクルショップへ行きました。

中古を買おうとしている夫に妻は難色を示しましたが、妻からしたらよく分からない世界なので、夫がよければ、と買ってくれました!!(とても優しい妻です。)


購入した翌日、早速ブレーキを調整したのですが、そこは元々DIYや修理・メンテナンスが好きな私。5分で直すことができました!

新品ではなく中古を買ったことで、私は自転車のメンテナンスの楽しさに目覚めることになるのですが、その話はまた今度できたらと思います。

ともかく、大満足な自転車を手に入れることができました。これからのアウトドアライフが楽しみです。

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