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VPoE 近藤俊太郎 自己紹介 Vol.2 ~新卒は「SE」?

こんにちは、アイスタイルの近藤です。

前回は「VPoEってなに?」について書きました。今回は、ちゃんと自己紹介です。アイスタイルには2006年に中途入社してしました。実は、2014年に一度辞めてから2017年に出戻りです。なので、気が付けば戻ってきてから「早4年」が経ちましたので、アイスタイル歴「12年」になります。

2021年6月までは「@cosme」と「@cosme SHOPPING(EC事業)」のウェブ関連事業を統括していました。入社以来、「@cosme STORE」の立ち上げ、「@cosme広告サービス部隊」「新規事業開発」など事業開発畑一筋だったのですが、このあたりは長くなりそうなので、また今度!

今回はVPoEをするにあたって基盤となる「新卒で何してたの?」について書きます。

新卒は「文系SE」としてスタート

NECという会社に新卒入社して「SE(システムエンジニア)」としてキャリアをスタートしました。2000年代初頭、ハードウェアメーカーが次々と「ソリューション事業」と銘打って「システム開発」を主事業へと切り替える過渡期の時代でした。つまり、サーバーやパソコンを売るのではなくて、システム開発を主軸にし始めたってことですね。

その先頭を切ったのがルイス・ガースナー率いる「IBM」ですね。
メインフレーム(汎用機)と呼ばれる、超巨大サーバーを販売して儲けていた会社からシステム開発会社に転身ですよ。(その後、IBM(THINK PAD)、NEC(PC98)、ソニー(VAIO)を売却しちゃいますしね。)

この時代の「IBM」を知りたい方はこちらがオススメ!
※って、絶版ですね。。。こんな過去の話しを読んでも実りは少ないか。笑

NECや富士通など日本メーカーも負けじと同じ方針を打ち出して、転換を図ろうとするのですが、いかんせんシステム開発できる人材が圧倒的に足りない。。。

ということで、誰でもいいからシステム開発したいやつ集まれ!と言わんばかりに「文系SE」なんて言葉が生まれるくらい、専門問わずガンガンSEを採用していきます。(聞くところによるとその数年後に、やっぱり無理があった!と思ったらしく、文系SE採用は下火になっていったそうです。)

そんなトレンドに乗るように文系出身の僕もSEとしてキャリアをスタートさせます。

そもそもなぜ「SE」!?

と、すんなり「SE」になったような書き方をしましたが、ぶっちゃけ本当は「広告代理店」か「総合商社」に行きたかったんですね。広告代理店は電通・博報堂とはご縁がなくて、中堅しか受からず。総合商社に至っては箸にも棒にも掛からぬ状態。

そして最終候補に残ったのが「NEC」と「サイバーエージェント」でした。
今でこそ、サイバーエージェントも「アメーバ」や「ABEMA」などの花形事業をたくさん持っていますが、当時は「インターネット広告代理店」でした。(当時、社長の藤田さんが「ソニーを目指す」と会社説明会で言ってたのよく覚えてるなあ。)

最後まで悩みましたが、「大企業は新卒でしか入れない」という先輩の一言でとりあえずNECに行こう!という感じで決めましたね。あと、父親もNECで小学生のころから身近にパソコンがありました。プログラミングってほどではありませんが、パソコンを使うことに慣れ親しんでいたのは結構大きな要因でしたね。(父親には「お前はどうせ1年で辞める」と言われましたが、見事にその予想は当たりますが、このあたりはまた。笑)

無事SEとしての一歩を踏み出すのですが、続きは次回へ!

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