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アイスタイル「専門職」キャリアマップを考え直してみる

こんにちは、アイスタイルの近藤です。

自己紹介ネタで暴走気味ですが、いかがお過ごしでしょうか?
小休止も含めて「T&C開発センター」で進めている取り組みを紹介してみます。

アイスタイル「T&C開発センター」3ヶ年計画

2021年7月にVPoEに就任したときに宣言したのが

20211105_T&C_23期1Q_センター戦略会議

でした。「クラウド化(AWS移行)」「新アーキテクチャー」をあわせて「アイスタイル開発基盤Reborn」と名付けて活動していますが、こちらはチームメンバーが取り組みを紹介していますので是非そちらを読んでみてください!

今回は「キャリアプラン」についてです。

昇進するには「マネージャー」になるしかない?

普通に考えたら、そんなことないのですよね?でも、エンジニアやクリエイターなどの専門職メンバーと話しをしているとどうやらそういう意識になっているのが気になっていました。

それはアイスタイルの「キャリアプラン」がマネージメント主体であることに由来していたからなんですね。

「そうじゃないよ!マネージャーになるだけがすべてではない!」

と言ったところで目に見えるプランがそうなっていないと説得力がないし、疑心暗鬼になってしまいますよね?

専門職にあわせたキャリアマップを作る

ということで一番初めに着手したのがここの改定でした。アイスタイル全体のルールを変えるのではなく、ベースは全社に合わせながら専門職集団でも納得度のあるキャリア形成はどうすれば実現できるか?

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そんなことをメンバーやマネージメントチームと話しながら改めて整理していきました。T&C開発センターは「エンジニア(T=テクノロジー)」「デザイナー(C=クリエイティブ)」「ディレクター(企画担当)」の大きく分けて3職種あります。

場合によっては職種異動や転換する可能性も見越して、できる限り横の位置にブレがないように設計していきました。(社内では「ポジション」と呼ばれていて、どのような役割を期待しているのかを言語化しています。)

キャリアプランを作って終わりではダメ!

上記は概念図です。これをベースにどのようにキャリアを形成するのか?というモデル設計や個々のポジション設計をすべてやりなおしました。

ここで満足しがちですが、ここからがスタートです。

全メンバーと現在地(=ポジション)を確認して、どの「コース」、どの「ポジション」を目指したいのか?を確認するフェーズに進んでいます。(マネージャー、部長も例外なく)そのときに大事なのは

みんなが上を目指す必要はない

ということです。ポジションやライフステージによっても違うでしょうし、迷っているメンバーもいるはずです。まずは、状況把握することが大事です。

もしかしたら、それによっては作った「キャリアプラン」すら見直さなければいけないことも出てくるはずです。

何はともあれ「コミュニケーション」のきっかけを作ることが最大の目的です。さて、その後についてはまた改めて。

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