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1年間密着!24新卒成長記〜エンジニア職編〜vol.1

2024年4月1日、アイスタイルグループに24名の新入社員が入社しました。
この連載では、自身も新卒入社であるインタビュアーが、エンジニア職社員として入社した小池 将弘さんに1年間取材を敢行。
3ヶ月に1回(全4回)にわたってお話を伺い、彼の思いや成長を追いかけます。

第1回目となる今回は、アイスタイルに入社した理由や、本配属前の「今」感じることについてお話を伺いました。


小池 将弘さん 2024年アイスタイル新卒入社。
場所に縛られないアプリを作りたいという思いから、2024年エンジニア職としてアイスタイルに
入社。現在は、全体研修を終え複数部署でOJT期間中。

場所に縛られずに使えるアプリを作りたい

ーまずは、どのような経緯でアイスタイルへの入社を決めたのですか?

少し前提の話になるのですが、エンジニアとして就活するときは、まず分野から絞ることが多いです。例えばWEB・スマホのアプリ・システムなど。その中からさらに、自社開発か業務委託の2つに分かれていきます。僕はその中でも、場所に縛られず使えるアプリを作ることができたら素敵だなと思い、かつ企業の考えを理解した上で「なぜやるのか」「どうすればいいのか」がジブンゴト化できて、よりやりがいを感じられる自社開発のWEBを扱った企業に軸を置いて、出会ったのがアイスタイルでした。
ただ、「やりたいこと」を軸に就活した結果、それぞれの会社の違いが分からなくなってしまったんですね。その時は、エンジニア専門のエージェントを活用しました。
そしてアイスタイルの選考を受けて、自分がやりたいこととのマッチ度が高く、あとは面接の雰囲気が他社と違ったんですよね。もちろん面接なのでしっかりとした空気感はありつつ、寄り添ってくれる優しさを感じられてとてもお話しやすかったのが印象的でした。

ー最後の決め手は、肌で感じた雰囲気の部分だったのですね。入ってからも雰囲気の良さは感じますか?

座席がフリーアドレスなので、いつでもどこでも好きなところに座れて、いつも違う人がいて、いつでも話しかけられるのが、素敵だなと。良い雰囲気で新鮮でした。あと予想以上にエンジニアと総合職が関わる機会が多いことですね。「エンジニアは別部屋」くらいに分かれている会社もあったりするので、よりコミュニケーションの活発さを感じました。

また、現在OJT中なのですが、部署同士での横の繋がりを大切にされていることをすごく感じます。複数部署が集まる定例に参加した際に、各部署が発表する中で、「他部署の〇〇さんがすごく協力してくれました。ありがとうございます」という内容を盛り込んでいたことがすごく印象的でした。あとはオンライン上でのリアクションですね。オンライン上で大勢が集まる場って反応とかお話としづらい部分があると思うのですが、きちんと周りがリアクションすることで、話しやすい雰囲気を作っている、お互いのことを考えた行動が自然にできているなと肌で感じられました。

自分にしかできないことを見つけられた喜び

ーエンジニア職を目指したきっかけはありますか?

中学生くらいまで遡るのですが、僕は周りでは数少ないパソコン所有者だったんです。
当時、ニンテンドーDSが流行っており、友人から「DSのホーム画面をアレンジできないか」という依頼を受けまして。そこから海外のサイトを探し回って、「あった!このコード出てきた!」というのを頑張って繰り返しました。完成したのを友人に共有したら、かなりの反響をもらい、それからパソコンを使うのが楽しくなったのが一番のきっかけです。

ー小池さんはエンジニア専門学校出身とのことですが、大学との違いは感じますか?

専門学校は「物を作る」といった実践的な部分によりフォーカスした場だと考えています。大学には行っていないので、比較するのは難しいのですが、大学ではコンピューターサイエンスや二進数など、知識を学ぶ時間が多いと周りから聞いたことがあります。一方で専門学校では、最初の半年間で知識を学んで、あとの3年間くらいは実務ベースでアプリを作ることが多いです。


ビジネスモデルの難しさが身に染みた1ヶ月

ー少し遡りますが、4月の全体研修はいかがでしたか?

序盤は大変、中盤は楽しく、終盤は、、、やり切った!特に印象に残った研修が、最初のビジネススタンス研修と最後の企画立案研修の2つです。

ビジネススタンス研修は、一番、社会人というものを感じさせられました。初日からチームごとにワークを行ったのですが、締切時間に間に合わなかったんです。今まで学校であれば、先生が様子をみて少し時間を延長してくれたりすることもあったので、それを期待していたら、「なぜ(間に合わないと)報告しないのか」と厳しい指導をいただきまして。それが3日目の出来事でしたね。そこで「ああ、これが社会人か」と痛感しました。僕は、入社前に1ヶ月半ほど@cosme SHOPPINGのエンジニアチームで内定者向けインターンをしていて、ノリのよい人たちに囲まれていたので「会社ってこういう雰囲気なんだ」と思っていた矢先のこの研修は、より打撃が大きかったです(笑)

企画立案研修では、アイスタイルのビジネスモデルの難しさがとても身に染みました。
ユーザー視点はすごく分かりやすかったのですが、ブランド視点は何も分からなくて、数字も分からなかったんですよね。じゃあ一旦ユーザー視点のみで行こうとフィードバックをもらいに行ったら、案の定「ブランド視点が全然考えられてないね」と。
次に分からないながらにブランド視点も加えたら、ユーザー視点で立てた案とぐちゃぐちゃになってしまい、「結局どうしたんだっけ?」と行き詰まった結果、白紙に戻したこともありました。それからも、進んでは白紙に戻りを繰り返したのでかなり大変だったなという印象です。
事前にビジネスモデルを理解する機会もあったのですが、ユーザー・ブランド・それにアイスタイルそれぞれを鑑みて実際企画を立てるとなると、難しかったですね。

ー濃い1ヶ月でしたね・・!そんな苦楽を共にした同期はどんな雰囲気ですか?

自分に対しても、成果物に対しても、向上心の高い人たちの集まりですね。
今まで僕もモチベーションが高い方ではあったんです。でも入社して同期と話したりワークを共にしていると、僕より仕事へ前向きな人がすごく多いなと感じました。
例えば、研修の序盤はみんな発言が少なかったのですが、お互いにフィードバックする時間に「もっと話した方がいいよね」という話をしたら、最終の企画立案研修でかなり話すようになったんですね。フィードバックを受け止めて、すぐにアウトプットするその吸収力が同期全員に共通してありました。
ちなみに僕も4月の最初に「もっと発言したほうがいい」と言われたのですが、最終的にあまり増えてないです…。


自分の中で変化する部分としない部分

ー何か思うことがあったのでしょうか?

これまではチームリーダーを担うことが多かったんです。周りのモチベーションを上げる、背中を押すような役割として立ち振る舞っていました。ただ今の同期はすでにモチベーションが高いので、わざわざ背中を押す必要がないんですよね。そこから自分の立ち位置というか振る舞い方が定まらず…。

ーこれまでは、どのようなキャラクターだったのですか?

教育課程ごとで異なった印象を持たれていました。小学校はほのぼの、中学高校はおちゃらけ、専門学校は超完璧主義といった感じで(笑)
わざわざ変えようとはしておらず、周りにいる人たちとの関わりの中でゆっくり変わっていったイメージです。ちなみに、入社してからは今のところ落ち着いた印象と言われていますが、本配属後また変わるかもしれないです(笑)

ーこの一年で心地のいい立ち位置が見つかるといいですね。その中でも変わらない価値観はありますか?

「積み重ね」「素直」の2つです。エンジニアで一番よくないのは「知っているふり」だと思っています。知らない技術なのに知っているふりをしたら、いざ任された時にかなり困ると思うんです。なので、分からないことは素直に分からないと主張します。
でも、分からないものをそのままにはしたくないので、勉強し続ける、知識や技術を積み重ねていく必要があると考えています。
この2つは、仕事に限らず、これからも持って行動していきたいです。

ー素敵なモットーですね!ではこれから挑戦していきたいことを教えてください!

正直決めきれていないですね。ただ専門学校の時に、セキュリティ系の資格を取っているので、将来的に生かすのもいいかなと考えたりもしてます。ただセキュリティ系の業務を極めてしまうと、コードを書く機会がなくなるのが懸念です。コードも書いていたいという気持ちもあり、WEBやECとかにも挑戦したいなと両方天秤にかかっている状態です。
とりあえずは、本配属された分野で挑戦してみて、走りながら今後のことも考えてみます。


次回の取材は3ヶ月後の9月。小池さんはどのようなことに挑戦しているのでしょうか?
次回の連載もお楽しみに。

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