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“出会いの創出”を追及し続ける〜トップから見る、アイスタイルの魅力とは〜

istoriesでは、社内での取り組みや活躍している社員など、様々な視点からアイスタイルの魅力をお届けするコンテンツを発信しております。
今回はアイスタイル代表取締役社長の遠藤宗さんに、はじめましての人にもわかりやすい会社の事業構造から、遠藤さんが思う一番の会社の魅力について、インタビューしました。

株式会社アイスタイル 代表取締役社長
遠藤 宗
1996年に伊藤忠商事傘下の輸入車および中古車販売業の(株)ヤナセに入社。その後(株)船井総合研究所、(株)たしろ薬品などを経て、2007年(株)コスメネクスト設立・@cosme STORE開業とともに取締役に就任し、アイスタイルグループに参画。 店舗・ECの運営を行う(株)アイスタイルリテール代表取締役社長(現任)などを歴任し、2022年9月より(株)アイスタイル代表取締役社長に就任。

アイスタイルのビジネスモデルとは

―今回は、遠藤さんから見たアイスタイルの魅力についてお伺いしたいと思います。まずは、はじめましての方にも分かりやすく、アイスタイルの事業について教えてください。

アイスタイルは、クチコミ・美容情報メディアの@cosme、EC(@cosme SHOPPING)、リアル店舗(@cosme STORE)という3つのビジネスを中心に展開しています。

アイスタイルの事業構造

メディア、EC、リアル店舗それぞれのビジネスが単独で強い企業はありますが、この3つを一定以上の規模感で展開し、かつオンラインとオフラインの事業を融合して展開できている会社はほとんどないです。これが、アイスタイルのビジネスモデルのユニークさであり、強みではないかと。

また、それらの事業を展開する中で集まってくる生活者の行動やクチコミのデータベースをもとに、生活者とブランドをつなげるマーケティング支援事業も展開しています。
生活者が商品を購入しようと思ったら、探して、出会って、実際に触って試してみて、といったさまざまなステップを踏むと思いますが、我々のビジネスはその全てのプロセスに関わっているので、生活者がどんなきっかけでブランド(商品)に出会い、吟味し、購入するのかをトータルで分析し、理解することができる。そして、その知見を自社のサービスに活かすことはもちろん、生活者との出会いを求めているブランドに対して、@cosmeや@cosme SHOPPING、@cosme STOREといった化粧品に興味がある生活者が集まる場を活用したマーケティングソリューションを提供することにもつなげられるんです。

そしてそれらの事業を通じて、生活者とブランド双方のニーズを理解し、それをまた自社のサービスに活かしてブランドや生活者に還元することができるという循環があります。

アイスタイルの事業についてはこちら:https://www.istyle.co.jp/about/business-concept/

―メディア、EC、リアル店舗を一気通貫しており、生活者とブランドをつなげていくことをビジネスの基軸としているんですね。海外への展開はいかがでしょうか?

中国、香港、韓国、台湾など、東アジアを中心に海外にも事業を展開しています。コロナ禍前に海外事業を拡大していたときには、思い描いていたようにビジネスが進まず撤退を余儀なくされたこともありましたが、今後は改めて海外展開に力を入れていきたいと考えていますし、日本で成功したビジネスモデルを海外にも広げていきたいと思っています。
いろんな国や地域でビジネスを展開することによって、新しい視点や知識を得たり、今までにないビジネスが生まれたりすることもあるでしょうし、海外展開は大きな可能性がありますね。

トップから見た、アイスタイルの魅力

―ありがとうございます。次は、アイスタイルの魅力について教えてください。

先ほどの話と重なってしまいますが、アイスタイルだからこそ持つことのできるデータやナレッジがあり、ユニークなビジネスモデルを確立しているところでしょうか。とはいえ、これ以上新しいチャレンジはないのかというとそんなことはなく、アイスタイルが強みを発揮できる事業はまだまだあり、これから先も様々な可能性が広がっています。また、個々人のキャリア形成という意味では、化粧品というビジネスドメインの中で、メディア・EC・店舗、更には海外事業や人材ビジネスなどの事業を1社の中で経験できることも魅力だと思いますね。

また、メディア・EC・店舗の事業を融合させるために使うテクノロジーもとても幅広いので、エンジニアの方も、一つの分野だけではなく、普通なら転職しないとできないような幅広い領域にチャレンジすることができます。

―では、遠藤さん自身のアイスタイルの一番好きなところを教えてください。

ブランドや生活者にどうしたら喜んでもらえるのかを真剣に考えている人たちが集まっていて、会社としてもそこに真摯に向き合おうとしている姿勢が好きですね。会社なのできちんと収益をだして事業成長していくことが求められるのは大前提ですが、単純にお金を儲ければいいということでもなく「生活者とブランド双方にに喜んでもらうにはどうしたらいいか」を常に追及しています。そもそも、私たちのビジネスは生活者とブランドからの信頼あってこそですから。
そしてそれは、生活者とブランド双方を深く理解しなければ成しえないことです。だから僕は社員のみんなに「生活者とブランドの一番の理解者になろう」と伝えています。

ーそれは、遠藤さんが社員総会でも常におっしゃっていることですよね。遠藤さんの思いが社員に伝わっているからこそ、今のアイスタイルグループ全体の一体感につながっていると実感します。

そうだと嬉しいですね。社長に就任してから2年間ずっと言い続けているので、社員のみんなは何度も聞いていると思いますが。我々が生み出しているものは両者の“出会い”で、そこを追求しているのですから、やはり両者の一番の理解者であり続けることが大事だと思っています。これからも伝え続けていきますよ。

これからのアイスタイルについて

ーアイスタイルグループを今後どうしていきたいか教えてください。

基本的にはこれまでと変わらず「生活者とブランドの一番の理解者になる」ということを追及し続けていきたいと思います。これを突き詰めていくことが、「Beautyの世界をアップデートしながら、多くの人を幸せにしよう」という当社のミッションの達成にもつながると思いますし、その軸がぶれなければ、今後業界がどう変わっていったとしても対応できると考えています。

短期的には、ブランド向けの事業(マーケティング支援事業)の強化に力を注いでいきます。これまでは、いわゆるキャンペーン型の広告サービスを中心に展開してきましたが、今後はより包括的なマーケティング支援サービスの提供であったり、美容領域の巨大な生活者データをもっている我々だからこそできるデータドリブンなサービスの立ち上げなどをおこなっていきます。それによって、より多くのブランドと生活者の出会いを創出していきたいです。

もちろん、我々のビジネスの根幹部分である、生活者の皆さんに向けた店舗やECとアプリを連動させた顧客体験の向上についても、どんどん進化させていきます。

ーでは、最後にアイスタイルで働くことに興味を持ってくださっている方に一言お願いします!

アイスタイルは事業規模に伴い会社も大きくなってきましたが、まだまだベンチャーマインドに溢れている会社なので、さまざまなチャレンジをしていただけると思います。もっと自分の可能性を広げたい、と考えている方のご応募をお待ちしています!