2-玄関まわり__3_

目で見て理解できる大切さ

工務店女子の今日のお話は電球から
最近、第二種電気工事士の試験に合格しました!
だからというわけではありませんが、日々思っていることだったので・・・

今朝テレビで「ふじようちえん」を紹介していました
建築をするものとして、秀逸なコンセプトやデザインでは特に有名なので知っていましたが、今日は室内の電気のスイッチが引き紐のものや電球のタイプのものをあえて採用されていたり、水道も捻る水栓であったりのもの

電気はどこから繋がって、明かりが点く仕組みを目にすること
水も水道から水栓金具がどのように水がでてきて、栓をしっかり閉めないと止まらないこと
日々、体感することで身につけてほしいという思いが伝わってきました

十数年前まで当たり前だったことだけれど、最近では家で見ることができないこともあるのではないでしょうか
便利で経済的な発展をしつづけている現在、必要なのかは分かりませんが、私は持っていて損はない知識だと思っています
家にまつわることで、便利な仕組みを「利用」する側として持つべき「知識」の欠落は、施主の選択の自由を奪われていくことに繋がると思います

2020年の今は、まだ、電気が切れたら、電気屋さんで電球を買ってきて交換でき、施主が自分で、自分の家のことができる時代です
実際は自分では電球(もしくは電球に代わる部分)を交換できない器具が家についている場合もあり、業者に頼らないと電気一つ変えられないこともあります・・・

水道も、水を大切にすることはとても素晴らしいこと
それをセンサー式の自動開閉にし、出しっぱなしによる無駄を防ぐことも必要かもしれませんが、水はどこからやってきて、栓をひねって出てくる水の大切さ、だからちゃんと止めようね、という言葉がけ
シンプルな機構で壊れにくいモノを長く使う、愛着、記憶
大げさかもしれないけれど、得るものはあると思います

工務店女子が家づくりで学んでほしいと願っていること

自分で考えて建てる家づくりのポイントです

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