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親の思惑や予想を子どもが越えていく。


ふんわりとした憧れから
「バレエをやってみたい!」
と言っていた次女5歳。


家から通えるところをいくつか調べていたのだけど、
保育園で一番仲の良いお友達が
なんとバレエを始めたと。

ここで、私は
「いくつか体験・見学したとしても
〇〇ちゃんと同じところがいい!
ってなるんだろうな」
と思いました。

じゃあ、もう最初からその教室にほぼ確定でいいやーと
体験に行かせました。
どうしても私の用事があったので、
配偶者に任せて。

かえってきた配偶者曰く。

「〇〇ちゃんと一緒ですごく楽しんでた。
おしゃべりしてちゃんと聞いてないときもあった。
お教室の雰囲気はゆるーくて、
先生自体もベレエの技術はそんなにない感じ」

むむむ・・・。
それはいかがなものか。

次女に、
「バレエ楽しいのはいいことだけど、
先生のお話聞けなかったりするのはだめだよ」
と釘をさしておく。

で、まあ
結局本人が決めたところになるしな、と。

で、先日お風呂に入りながら次女に、

「バレエ教室さ、
この前体験したところのほかに、
もうちょっと上手になるように
教えてくれるところもあると思うんだけど、どう?
この前のところでもいいなら、
決めていいよ」

と話したら、

「〇〇ちゃんとお話ししちゃうし、
バレエ、素敵におどれるようになりたいから、
他のところにする」

ええ~~~~~!!!???

思わず、しどろもどろになって引き止めちゃった(笑)

「で、でも、〇〇ちゃんとお話しじゃなくて、
一緒にがんばろう!って
前向きにやれればいいんじゃない?
楽しいのが一番だし…」

「ん~~?
じゃあ、まず他のところも体験してから
決める」

おっ、おとな~~~!!??

いや、もうマジで感心して、
反省して、
調べてはいた他の教室の体験申し込みをすぐにしました。


いくつか教室はあるけど、
結局〇〇ちゃんと一緒のところがいいっていうだろう。


そう思ってた私たちの思惑や予想よりも、
ずっとずっと
次女のほうがいろいろ考えていました。

最終的に、
〇〇ちゃんと同じところになってもいい。
あとから、後悔してもいい。

比較し、
検討し、
決定すること。

それを自分で
やろうとしている
次女を応援したいと思った
ある春の日のこと。



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