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公文2年目の子どもと私の覚え書き

長女の公文は、小学1年生の4月から始まった。
3月に体験。
「面白かった!やる!」と始めたものの、当然途中で何度も「もうやめたい」「嫌だ」「しんどい」を繰り返し、親である私もイライラしたり、怒ったり、悩んだり、なだめすかしたり、あれやこれや手を変え品を変え、今現時点では軌道に乗っている(ように見える)ので、これまでの軌跡を振り返っておこうと思う。すでに、最初のころの記憶はない。




なぜ公文を始めたか

保育園時代に、長女は「スイミング」「ピアノ」の習い事をやってみてどちらも短期間で終えた。なんでしょうね…。
親の薦めではあるものの、本人も興味はあって、体験も踏まえて始めたものの、どちらも1か月後くらいに強烈な拒否反応が起こり、私もそこまで頑張らせ切る自信もなく。

ただ、何か習い事をさせたいなー、してほしいなーとは思っていました。
ここで、親が「習い事」に何を望むか、が問われると思います。

私も配偶者も、幼少期いろいろさせてもらっていた方だと思います。音楽教室・体操教室・野球チーム、お習字…。同時期にすべてやっていたわけではないし、いまそれが自分にどういう影響を与えているのか(私は途中でピアノが嫌で逃亡していたし)はっきりとは分からない。別に「楽しかった!」と懐かしんで感傷にひたることもない。
でも、「嫌ではない」「うっすら面白かった覚えがある」そんなぼんやりした文化的体験を得られていること自体が、とても恵まれていることだと、今は理解している。

多くの親は、子どもに習い事を通じてプロになってほしいわけではないと思う。その「ぼんやりとした文化的スポーツ的経験」を積んでほしくて、始めるのではないでしょうか。

もちろん、そこに「忍耐力」とか「コツコツ取り組む力」とか、「表現する喜び・楽しさ」とか「苦手なことを克服する経験」などいろんな事情があるかと思います。

でも、結局、ふたを開けてみないと分からないことだらけで、子どもが「嫌だ、やめたい」と言ったときに、「やめてもいい」のか「続けさせる」のかその場になっておろおろしたりもするわけです。


保育園時代、スイミングとピアノ教室をすぐにやめたのは、そのときの長女にとって親がどれだけ励ましたり応援しても、自分の意志と力で取り組むことができないな、と思ったからです。
あと、私がそこまで面倒見切れない!とも思ったし、なんやかんやタイミングの問題もあると思います。

で、ようやく公文の話になります。

通う小学校のすぐそばに公文の教室があって、気にはなっていたんです。保育園時代に、同じクラスの子が別の公文教室に通っていて、長女本人も「くもん」を認識していたので、「行ってみる?」と聞いたら「うん」というので連れて行ってみました。

最初なので、簡単なプリントだったものですから、すいすい解けて褒めてもらえる。
長女は「面白かった。やってみる」という。

スマイルチャレンジなど、タブレット端末での教材も豊富ですが、私は

「紙に鉛筆で書くこと」

「紙の宿題のため、やった・やってないが子どもにも一目で分かること」

「対面形式で、宿題を提出したり、週に2回家ではない場所に通う体験であること」


を重視しました。長女にはそれが向いていると思ったからです。
これは、私自身がそういうタイプですし、私に似ていると感じる長女にも当てはまると思いました。余談ですが、次女にはタブレットの方が向いているかも…と感じています。どうしようかしら。


その時は気にしていませんでしたが、教室の先生の雰囲気も良かったことももちろんあるかと思います。あとになって調べたときに、公文は教室の先生の方針によってだいぶ違うということを知りました。


ということで、国語と算数の2教科を始めました。

ちなみに、1教科7000円です。2教科で1万4000円…。
タブレット教材と比較すると、かなり高いです。だから、まずタブレット教材を試してみて、子どもがそれで合っていればそれでいいと思います。
私も次女のときはそうしてみようと思ってます。

長女はスイミングとピアノをやめていたので、まあその分の月謝に比べたら…という思いもあって金銭面はクリアしました。

ちなみに、現在も他の継続的な習い事はありません。たまに、単発の講座に行きますが、1回2000円とか4000円とかするので、「たっか!」と唇をかみしめちゃいます。

めっちゃ長くなったので、続きはまた次回に。笑


次回予定。

①1年生前半 「小1の壁と同時に襲う最初のイヤイヤ期」

②1年生後半 「1日のうちでいつやる? 誰とならできる? 試行錯誤期」

③2年生前半 「目標ができたよ。オブジェを目指そうの時期」

④2年生後半 「軌道修正しつつ、リズムができたよ時期」

⑤今後 「来年もがんばってほしい!親の思いと本人の気持ち 塾にいつ移行する?」

の5本立ての予定です。なげえ!


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