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育休で得られたかけがえのない経験

7月下旬に第二子が生まれました。
そして、育休を取りました。

仕事大好きマンの私は、自ら有給休暇を取得する事もない人間です。
ダメな父親ですね、はい。

そんな私が育休を取ったんです。
背景はこちらです。
https://toyokeizai.net/articles/-/238380?page=2#:~:text=%E3%81%9D%E3%82%82%E3%81%9D%E3%82%82%E3%80%81%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E4%BF%9D%E9%99%BA%E6%96%99%E3%81%AF,%E3%81%A8%E5%AE%9A%E3%82%81%E3%82%89%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82&text=%E8%A6%81%E3%81%AF%E3%80%81%E7%9F%AD%E6%9C%9F%E3%81%A7%E5%8F%96%E5%BE%97,%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8B%E3%81%A8%E3%81%84%E3%81%86%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82

月末に1日でも育休を取得していると、その月の社会保険料が丸々控除されるというルールです。
7月の場合、7/30と8/2の2日間育休を取得すれば、20万円弱(7月給与+ボーナス分)がもらえちゃうって事です。

という下世話な目的で育休を取得した訳です。

「こんな制度あるらしいよー、家計の助けになるかな。」
と、妻に話をした所、
「いいじゃん!取って取って!!でもせっかく取るんだったら、もう少し取って上の子(4歳児)の面倒見てくれると助かるなー。」
と言われた訳です。まぁそうですよね。

せっかくの機会なので、少し長めに休んでみようかなー、
と結局、7/26〜8/2の約一週間の休みを取得しました。

育休を取ったは良いものの、どんな風に過ごそうかなー
と考えていると、妻から「7/26〜8/1まで入院だよー、その間、上の子を宜しくね!」との一言。。。

元々、自分の実家が近かったので、ばぁばとじぃじと私と上の子4人で実家に居ようかなー
と思っていたのですが
「たまには2人で生活してみるのもありかな、ってか一生に一度しかないかもな。」
って事で、上の子と2人で生活するという選択肢を取りました。

と、簡単に言うけれど
2人っきりで寝た事もなければ、
むしろ普段は妻と上の子が一緒に寝ていて、私は別の寝室です。
一緒の空間で朝を迎えた経験が無いってレベルです(一応、お風呂は自分の担当でした)。

そんな私が、軽々しく2人で過ごす選択肢を取った訳です。
そして、2人の生活が始まりました。

午前中に妻を病院へ送ってから2人の生活がスタート。

大変な事は諸々ありました。
•食事に困る(栄養のバランスを考えると毎日外食だと良くない)
•髪を結ぶのが難しい
•コーディネートの選択が難しい
•日中やる事がない(ゲーセンで時間を使うが1日で飽きる)
•風呂から出た後の身体拭いてパジャマ着せる一連の流れが大変
等々、、、
他にもありますが、まぁ慣れない事ばかりで上の子にも迷惑掛けました。

そして一番大変だったのが寝かしつけ。
「パパと寝たくなーい。」
ってところから始まり、やっとこさ寝たと思ったらママが居ない事の不安から1時間起きに夜泣き。

そうだよね、俺も大変だけど、それ以上に寂しいよね。と思いながら何とか日々を過ごしました。

…大変だ。。。

そんな生活が3日も過ぎると、
2人の連携もスムーズに行われ、
私にも余裕が出てきました。

余裕が生まれ、ふと冷静になってみると
「あれ、コミュニケーション取れてるじゃん。ってか、あんまり関わらないウチにめっちゃ成長してるなー。」
と気付けました。

後半になると、「おやすみのチュ~」までしてくれる様になりました。

う、うれいぃぃぃ!!!

色々と苦労もあって大変な毎日だったけれど、お金を目的として取得した育休が、子供との向き合う時間を与えてくれたと思うと、本当に取得して良かったな、と感じています。


2人の生活が終わり少し落ち着いたので、あれ?世の中の男性の育休取得率ってどんなだ??
と思って、調べてみました。
https://www8.cao.go.jp/shoushi/shoushika/meeting/consortium/04/pdf/houkoku-2.pdf

2021年の取得率、なんと6.16%。
そのウチ男性は、5日未満が56.9%、8割以上が1か月未満となっている。
(おそらく私と同じ目的が大半ですね)。

夫婦で子育てとか言っている日本だけど、実態はこんな状況かー。
という事も育休を取得によって知る事が出来ました。

この状況は変えていきたいなーと。

そんな事考えながら育休明けの出社。
約3ヶ月後ぐらいに子供が産まれる予定の後輩と、育休での子供との生活で得られた経験の話をしました。

すると「僕も育休取って、長男との時間を過ごしてみます。少しでも妻を楽にさせたいです。」との言葉。

仕事以外でも背中を見せられたのは、なんか良かったなと思いました。

・妻へ少しは時間を作ってあげられた
・子供との絆がうまれた
・後輩への育休取得のきっかけ作りができた
三宝よし?の一週間でした。

最後に

下世話なきっかけで取得した育休。
少しですが、子供とのかけがえのない時間を過ごす事が出来ました。
最高の一週間でした。

これから出産を控えるお父さん、仕事が大事なのは分かります。
ですが、子供との時間は今しかありません。


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