市井の人びと
有名無名に関わらず、国籍や年齢、性別、肩書きに関わらず、
心底すごいなと思う人がいる。
ただ実際に会ってみたいとわからないなとも思う。
実際に会える人は限られていて。
会えたとしてもわかるかどうかわからない。
なにがどうすごいのかということ。
本や映画や音楽、芸術、芸事、どんなジャンルにもすごいものがある。
そんなことを表現するすごい人たちもいる。
今まで私が出会ってきたすごいなと感じた人たちは
ほとんどが市井のひとたちだ。
日々まっとうに働いてまっとうに暮らしているひとたちだ。
ある方はその知識、あるいはその技術だったり、情熱だったり、ある方はこれまでの人生の越し方だったり、その方の存在そのものだったり、有形無形いろいろな面でそれが滲み出ているような。
そのひとが生きて意識的に/無意識的に表現しているものに触れて
すごいなあ、と。
それは共感だったり、共鳴だったり、目指したい方向
だったり。
インスパイアされた時、自分の中の何かが動き出すのがわかる。
そういう方々に出会えた時、そのご縁に感謝し、そのご縁を広げていきたいなと思う。他の人とも共有したくなる。独り占めではなく。
すごい人はいつの時代も市井の中にたくさんいる、
と思う。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?