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本当に聴こえているのか?

昨日、義父と可聴領域について話してました。
そんな込み入った話ではないのですが、要は年を経るごとに聴こえない周波数が出てくるって話。そんな話は有名な話で、べつに特別に取り上げる話でもないのですが、、、

話の中でも驚いたのが、ピアノの鍵盤の一番高い音あたりでもあまり聞こえないという事実。だいたい4kHz程度なのですが、ここがまともに聞こえないとなるとクラシックの本番会場ってご老人にはどう聴こえてるんだろうなっていう素朴な疑問が生まれました。

MP3という昔からある音声圧縮ファイルがあって、ファイルの容量を抑えるために声帯をバッサリ切ってしまうのですが、ご老人にはおそらく切られていてもわからない、ということになってしまうし、クラシックの本番の【空気感】ってあまり伝わっていないのでは?どんなに美しい音色でバイオリンを弾いても、彼らには【曇って聴こえる】んじゃないかってね。

クラシックのお客さんの大半はご老人が多く、彼らは何を楽しんで聴いてるのだろうって素朴に疑問を感じてしまいました。

演奏内容ではなくトークや見た目、その人の持つ性格や雰囲気が重要視されるのって、意外に若いお客さんではなくご老人にとっても大事な内容なのではないか?

そして、クラシック音楽を全力で楽しむのであれば、若ければ若い方がいい、ということになるのではないか?

なんてね。


ま、ともかく、

耳は大事だってことですな。

ぼくは現在40歳ですが、耳年齢は30歳くらいでした。


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