棚を自作した話
ここ最近の自分の大イベントは3Dアプリ「Shapr3D」で棚を自作したことです。
発端は、妻のこの一言でした。
「レッスン室にプリンターを置きたい」
なぜかというと、レッスン中に楽譜のコピーが頻繁に起きるからです。だけど、プリンターを置くスペースがない・・・
人形の置き場からモニターなど、ここまで物に溢れることを想定して棚を棚を買っていなかったことに加え、買った当初はここで録音も行うとは想定もしていなかったのです。
インターフェースは特設の壁掛け棚に置いたり、配線はぐちゃぐちゃ。
僕たち夫婦に合ったレッスンもレコーディングもできる理想を作ろう!
そんな命題を課せられました。
お金を出すのは妻。
作るのは私。
防音室のため、排気ダクトなど特殊な環境もあって、全てを叶えるには1から自作するしかないとわかってました。実は昨年には一度やろうと思ったのですが、木材の高騰でそれどころではなくなったのです。
最近、少しずつ仕事が戻ってきたので欲が出たのでしょう。
作ろうにも、簡単ではありませんでした。
木材が高いため、失敗はそのまま経費拡大につながります。
そして、レッスンやレコーディングは常に進行中なので、仕事に影響がないためスピーディーに作る必要があります。
そのために必要なもの。それは
設計図。
3Dアプリはどれも有能そうなものは有料で、手が出ませんでした。
このShapr3Dも例外ではなくサブスクですら月2000円以上するプロ御用達。
なんでこの手のアプリには僕ら一般市民用のコースがないのか。
幸い、2ファイルまでは制限付きで無料で使える、とのことで
1週間ほど必死に触って慣れていきました。
僕は設計なんかやったことないので、さっぱりわからず、
何となく丈夫そうであるように作るので精一杯。
目的は、丈夫であることと収納と機能性。
部屋のサイズを丁寧に図り、アプリに反映していきます。
利用する木材のメインは2x4の建築木材。
それにパイン材などの木材で天板を入れつつ、
奥さんと案を出しつつ仮想空間に組み立てていきました
よし!作るぞ
というわけで資材調達。
そして、木材はそのままホームセンターでほとんどカットしてもらいます。
カットってウチでもできるんですが、手動だと大変だしゴミが出るしやってもらったほうが楽です。電のこを仕入れてもよかったのですが、置く場所も困る。
大体設計通りになったかな。
筋肉痛がひどい・・・・
完成から数日は、いつもこれを見つつ仕事に出かけていました。
多分みるだけでお酒の肴になってたと思うくらいの感慨深さ。
そんな中、妻から新しい要望が
ここに小物入れの引き出しが欲しい・・・
またまた新しい体験。
引き出しなんか作ったことないぞ。
というわけでまたアイディアを出すため引きこもりに。
今度は廃材を利用して作る事を念頭にしたので
木材は引き出しの底板(薄い6mm)や取っ手、細いネジなどを用意。
いやー、なんとかなるもんですねー!
ここに、奥さんのレッスンのための小道具が詰め込まれます。
経費
木材、インクなどに24000円
ツッパリや天板などの金具類などの小物に20000円
電源モジュールに20000円
その他諸々で、合計70000円くらいかかったかな。
新しくプリンターを買ったので+40000円。
10万くらい?
プロにオーダーメイドで作って貰うことも考えられたかも知れませんが、自己満足の大きな事業でした。もちろん、仕事用なのですべて経費です。
責任のないDIYはほんと楽しいですね。
ネットで購入したモノ
電源
ケーブルが散乱しないように。そして、録音の際に良い電気であるように(迷信?)
棚受け
構造上、これだけだと怖いのですが、他の棚受けに重量を分散させるので大丈夫だと。
2×4材のラブリコグッズ
今回かなりの個数を買いました。ツッパリ6つ、棚受け13個くらい
電動ドリル必須!
これだけは必ず欲しい、と言うヤツです。意外と安いモノでも充電式でなければキチンとパワーがでます。
木材やインクなどは実際にホームセンターで選んで購入してます。
以上になりますー。
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