【短編小説】母ちゃんの故郷
あらすじ
不良少年の哲夫は、先輩であるヤクザの健一を頼って「日本一の極道」を目指す。しかし、健一はヤクザではなく風俗嬢のヒモだった。落胆した哲夫は鬱屈とした日々を送っていた。そんなある日、本物のヤクザが哲夫をさらうために現れた。理由は健一が風俗店のお金を盗んだからだ。命の危険を感じた哲夫は祖母が住む田舎町まで逃げる。哲夫は田舎で暮らしていくうちに心境の変化が・・・。
本編
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10,344字
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