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【新NISA】2024年第2四半期(4-6月)の振り返り

2024年6月も最終日。もう本年も半分が終了したんですね。ほんと時が経つのが異常に早く感じます。新NISAは今年2024年からスタートした制度。年間の投資枠360万円(つみたて枠120万円/成長枠240万円)、最大で投資できる枠は1,800万円。つまり年間の枠を最大限使うと5年で枠を埋めることができるのですが、その期間もあっという間に来てしまいそうです。


自分にとっての新NISAの位置付け

先月で55歳になった私。長期で資産形成というにはもう若くもなく(笑)かといって、この先まだ30年くらい生きることを考えると、資産を取り崩していけるほど高齢でもない。中途半端な年齢です。すでにFIREは達成しているので、新NISAの必要性も自分にとっては"絶対"ではありません。

じゃあ何を目的にやっているのか?

自分の中では以下の2つのことを考えながら新NISAを活用しています:

  • 10年、20年先といった"超長期"での備え

  • シミュレーション通りに行くかどうか、という個人的興味

"超長期"での備え

当方資産のコアな部分は、投資法人を経由して保有している不動産、そして課税口座で投資をしている日本株です。別のnoteでも議論していますが、そこでは3年から5年のタイムホライズンを想定して運用。現在はこれまでの円安トレンドが終焉を迎えるとの想定から、米国ドル、ニュージーランド・ドルから日本円にシフト、日本株への投資比率を高めています。

一方で新NISAのほうは、一般的な景気サイクルよりも長いサイクル、タイムホライズンを想定しているので、今後米国金利がどうなるか、そしてそこからドル円相場がどうなるかそういった経済・金融サイクルを気にせず、シンプルに「つみたて枠はホームカントリーである日本株(日経225)」、「成長枠は今後も技術革新/イノベーションの源泉であり続ける米国株(NASDAQ)」に投資をしていく方針です。

シミュレーションの実践

もう1つの新NISAにおける関心が、以前このnoteで展開したモンテカルロ・シミュレーション、これが実際にやってみたらどうなるのか?という好奇心です。

自分がこれから、このシミュレーションのうちどのパスを通るのか、身銭を切って実際にやってみようというものです。

PDCA

そうした超長期での運用ですので、四半期ごとに運用を振り返るのはどうかとは思うのですが、定期点検も必要ですので、この四半期もPDCAのフレームワークに沿って確認します。

PLAN

PLAN(計画)は何度か言及しているとおり。米国経済減速、株価下落、利下げを想定。基本的には米国株が下落したところで成長枠をNASDAQで埋めるというのがメイン戦略ですが、プランB(そうならないリスクに備え)として(例えば、株価が下落せず上昇し続ける)、まずは成長枠も積立でスタートしました。

DO

この4-6月の3ヶ月は株価はボチボチ、為替はGW期間中の介入はあったものの引き続き円安が進行しました。TOPIXは約3%上昇、ダウは約1.2%の下落。為替(ドル円)は151円台から160円台と円安が進みました。

基本的には株価下落というメインシナリオではなく、プランB通りになっていますので、つみたて枠はもちろんのこと、成長枠でも毎月の積立を継続する形となっています。

CHECK

この半年間の成績は以下のとおり。トータル180万円投資に対し27万円程度(約+15%)の利益。NYダウと違い、話題のエヌビディアが堅調なためNASDAQは調子がいいですね。まあまあな結果かと思ってます。

新NISA - 2024年6月末時点

ACTION

今後についても大きく方針は変更せず。当面はプランBの継続。今年はこのまま行くのかな…って感じでしょうか。

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