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新NISAに関する記事

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2024年から開始される新しいNISA(新NISA)に関しての自身のnoteをまとめました。2024年以降は実際の投資についてまとめていけたらと思ってます。
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#日経COMEMO

【新NISA】【投資】NISA個人マネーもNVIDIAへ - じゃあ年初はどうだったでしょうか?

今朝(2024年5月24日)の日本経済新聞WEB版の記事。新NISA口座を経由して個人のお金が米国半導体銘柄のエヌビディア(NVIDIA)に向かっていると。こういうのを見ると「そろそろかな…」って思ってしまう私。じゃあ年初はどうだったかを振り返ってみたいと思います。 4月の海外株購入ランキング記事によれば4月の海外株の購入ランキングは以下のとおり。金額自体は46億年なのでさほど多くはないですが、今をときめくエヌビディアを筆頭に、テスラ、マイクロソフト、アーム、アップル等、ハ

【投資】【新NISA】こういう時こそ売るのではなく買う - 日経平均株価一時1300円安 中東緊迫化でリスク回避の売り(日本経済新聞)

今日(2024年4月19日)は今朝から軟調な株価の展開。前日発表されたTSMCの決算。先々の見通しにやや翳りも見え始めたようで、もともと半導体関連銘柄中心に売られていたところで、中東情勢緊迫化のニュースでさらに売り込まれる展開となりました。 こうした株価急落時、どう対処したらいいのでしょうか? やるべき対応・考え方まずは冷静に、"幅"ではなく"率"を確認 まず何よりも冷静にならないといけません。以前のnoteにも書きましたが、日経平均株価も4万円近辺まで来ると、同じ1%

【投資】【新NISA】いい記事も紹介しないとフェアではない(笑) - 「金利ある世界」の第一歩 家計もBSで見える化を(日本経済新聞)

相変わらずこの記事でもタイトルに「金利ある世界」(笑)。日経新聞はこのワードをキャンペーンのように使っていくんですかね。 と、ディスってばかりではなく、内容的にいい記事だなって思ったものも紹介しないとフェアではないですよね。 こちらの記事の内容は、家計のBS(バランスシート、貸借対照表)を作成し、資産・負債の両面から管理せよというもの。これ、個人的には金利があろうがなかろうが、非常に大事な観点だと思ってます。 企業分析でもPLよりBS個人的には、株式投資の際に分析する決算

【投資】【新NISA】久々しょぼい記事、しかも1面 - 金利ある世界 日本再起動(2)(日本経済新聞)

メディアはとかくキャッチーなワードを使いたがります。先日、マイナス金利政策を解除した後の植田日銀総裁の会見においても、「これからの政策に名前をつけるとしたらどんな名前になりますか?」という質問をした記者がいました(笑)総裁も苦笑してましたけどね。 最近の日経新聞のお気に入りワードは「金利ある世界」なんですかね。預金金利が0.02%になったとかで、これを「金利ある世界」って1面で特集までしてます。自分が金利なら恥ずかしいですね、0.02%で「金利ある」って言われるの。10,0

【投資】【新NISA】"史上最高値更新"について考える - NYダウ、初の3万8000ドル突破(日本経済新聞)

連日、日米共に株価は堅調。日経平均はバブル後最高値更新(「いつまでバブル期の株価を基準にしてるんだ!?」っていう議論はまた別途やるとして…)、そして昨日、2024年1月22日にはNYダウも3万8000ドル突破と史上最高値を更新しました。 株価が最高値をつけると当然ですが、高値警戒感も出てきます。そして投資家も「いまらか買っていいのか?」「下落を待った方がいいのか?」と頭を悩ませますね。特にこの1月から新NISA制度もスタート。これからまさに投資を始めますって人も多いと思いま

【新NISA】本当にロボアドでいいですか? - 新NISA、ロボアドで簡単に(日本経済新聞)

こちらも今朝(2024年1月22日)の日本経済新聞WEB版から。投資初心者にロボアドの活用をすすめる記事。全否定するつもりはありませんが、デメリットも書いておかないとフェアではないかな…ってことで。 僕はロボアドを活用することはありませんが、もし新NISAで活用を検討される方がいらっしゃるのであれば、以下の点を考慮したうえで判断をしてもらいたいと思います。 分散され過ぎ?例えばいま20代、30代の若者を想定したとします。彼らにとっての重要な資産、それは自分自身です。サラリ

【投資】【新NISA】オルカンか、米国株か? - 新NISA、あなたはどっち?(日本経済新聞)

次のnoteのネタは「オルカン」か「米国株(SP500やNYダウなど)」かというテーマで書こうと思っていたところでしたが、まさにその記事が今朝(2024年1月15日)の日本経済新聞のWEB版に掲載されてました。当方は「国際分散も米国企業経由で達成できてるよ」っていう点で米国株派ですが、それについて議論したいと思います。 オルカンとは?オルカンとは、記事から抜粋すると以下のとおりです。"オール・カントリー"の略で、三菱UFJアセットマネジメントが運用する"eMAXIS Sli

【投資】【新NISA】お任せロボアド運用の成績比較記事〜これでいいの?

今日の日本経済新聞のWebサイトの記事。ロボアドバイザーにお任せ運用を提供している各社のパフォーマンスを比較。過去5年間の成績で全部プラスだったと。 そりゃぁそうです(笑) この5年間、もしたとえば米国の代表的な株価指数S&P500に連動する投資信託に投資をしていただけでも、年率で約16%、5年累計で110%(約2.1倍)のリターンになります。その間のリスクは約17%。 しかしながら、記事に掲載されているTHEO(お金のデザイン)の高リスク型のロボアドが、17%のリスク

【投資】【新NISA】SMT iPlus 成功報酬型投資信託 - fairness(公平性)は担保されるのか?(訂正追記 - 2023年11月16日)

今日は紙面の日本経済新聞はお休み。Webサイトの記事で、日系資産運用会社大手の三井住友トラストアセットマネジメントが、アクティブ投信にマネー回帰を促す狙いで成功報酬型の投資信託を設定するという記事が出ていました。 記事中では、 とあり、「初期の基本手数料を下げ、"儲かった時に報酬をいただきます"」という投資家にとってはとても聞こえのいい投信となっています。 ただ、おそらく、例えば機関投資家向けのヘッジファンド等、成功報酬が一般的であるファンドを取り扱ったことがある人たち

【新NISA】これは誤解を与える記事だと思うけど…

今日の日本経済新聞のWebサイトから新NISAに関する記事。日本経済新聞社のマネー・エディターという肩書きの方が、成長枠に関する考え方を書いているが… 主役は「つみたて枠」と言っているが、「つみたて枠」は年120万円までが上限、一方で「成長枠」は240万円と2倍の枠がある。何を根拠に主役が「つみたて枠」と言っているのか不明だし、ミスリーディングだと思う。 「成長枠」を"じゃない方"と称し、あたかも「つみたて枠」で投資できる投資信託を「成長枠」で買えない、そして「成長枠」で