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出口と入口〜赤ちゃんの排便習慣〜

赤ちゃんのオムツ替え。
新生児のうちは1日に何度も変える必要があるし
大変ですよね。

今日のお話は、赤ちゃんの
「出口と入口」。
排便習慣についてのお話です。

違う角度から捉えてみると、
気分を変えてお世話ができるかもしれません。

育児クイズパパ力検定では
「想い」も一緒に届けたいと思っています


LINEで1日1問育児クイズパパ力検定は、専門家の先生方のお話を伺いながら制作しています。その中で、心動かされるお話を伺う機会があります。
育児クイズパパ力検定は、「想い」も一緒に届けたいと思いながら作っており、クイズの解説の中にもそうしたお話を入れていますが、伝えきれないものをお伝えしていこうと思います。


出口と入口

人の体はホースの管のようなもの。
入口が口で、出口が肛門です。

入口から体に必要なものを取り込み、
出口から
毎日の暮らしや身体の成長に使ったものの残りや
要らなくなったものを体外に出します。

その出入りが、
毎日規則的に行われ、
出口と入口のケアが気持ちよく行われることは、
健康で快適な生活にはもちろんのこと、
赤ちゃんの発達には欠かせません。

赤ちゃんは、食べ物だけではなく、
口からすべての情報を取り込んでいる
と言っても過言ではありません。

また、食べたものが体を作っているので、
入口のケアはとても大切です。

離乳食や食事のケアに神経を使う
親御さんが多いのも当然ですね。

一方で、出口も入口と同じくらい大事な場所です。
排泄物(ウンチ)は
赤ちゃんが初めて自分の力で作り出したもの
です。

「排泄する」という行為は
それを親にプレゼントすること。

そのプレゼントを
「良いウンチが出たね〜^^」と
心地よく受け取ってもらえて、
喜んでもらえると、
赤ちゃんはまたプレゼントしよう
と思うことでしょう。

その繰り返しが、
良い排便習慣につながっていくのです。

逆に、
「臭くて汚いもの」
「面倒くさいもの」という気持ちで
嫌な顔をしてお世話をしたら、
赤ちゃんは
自分のプレゼントを親は認めてくれない、
受け止めてくれない
という気持ちになってしまいます。
もしかしたらプレゼントしたくなくなるかもしれません。

排泄のお世話も
「良いウンチが出たね」と言って
気持ちよくケアしてあげましょう。

自分の体から出たものを
肯定的に受け止めてもらえると、
赤ちゃんは自分が大切にされていることを
感じとります。


排泄に、汚くて嫌われるイメージがつくと、
排泄することそのものに
マイナスのイメージがつきかねず、
あまり良いことはありません。

「良いウンチが出てよかったね」
と言われて心地よくお世話をされる経験が、
良い排便習慣につながり、
また、赤ちゃんの自己肯定感を高めていく
と言えるんですよ。


お話
「育児クイズパパ力検定」制作・監修の中澤恵子さん


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