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子どものために自分をいたわる〜ラジオ第15回に寄せて〜

縁側でおしゃべりをコンセプトに ISSHO NI がお届けしているみんなの子育てラジオISSHO NIいっしょにひなたぼっこ。今回はまさにザ・縁側トーク!

「健康」をテーマにお送りしています。

健康トークのきっかけは

『パパのための育児クイズ115』に掲載されているある先輩パパさんからのメッセージです。

こんにちは。3人の娘がおります。上は小3、下は年少の双子です。
今日は子育てというよりも、健康管理の失敗談を書いてみようと思います。
あと数か月で双子が生まれるぞ......というある初夏の土曜日。僕は職場でバッタリ困れました。ちょうど、いろいろな仕事が立て込んでいる時期でした。仕事が山積して睡眠時間はどんどん減っていたんですが、つらいというより、むしろ充実した毎日を送っている気がしていました。

そこで、バタン....です。急性大動脈解離。

背中に感じた尋常じゃない痛み。担架で横になったとき、空にはひとつない青空が広がってました。(え?もしかして僕は双子とは会えないの?)そういうことは自分には起こらないもんだ、と思ってました。幸い、一命をとりとめ、今ではそれまでと変わらない日常生活が送れるようになりました。
今回、先輩パパからの手紙、ということですが、僕が言いたいのは一個だけ。あなたの体はひとつしかないですよ。同じように奥さんの体もひとつだけですよ、ということ。

ペンネーム なむさん

男性育休の制度も充実してきて、世の中の流れも変わりつつある昨今(もちろんまだまだな部分も多いですが)。男性も一緒に育児をするという流れができていることは素晴らしいことだと思います。でも同時に仕事も育児もちゃんとやらなければと、責任感の強い人ほど、がんばり過ぎてしまうのではないか、ということも少し気になっています。

私たちは、子どもたちが笑顔になるために、まずはパパママの笑顔が大切だと考えています。なんて言うとそんなの親のワガママではないか?と思う方もいらっしゃるかもしれません。でもこれは決して子育てを放棄したり、自分だけが楽しむという意味ではなく、子どものために、自分をいたわってほしい自分のことも大切にしてほしいという思いも含まれています。

『アクティブリスニングでかなえる最高の子育て』には、こんなことが書かれていました。

親の心の健康と子どもの成長には密接な関係があります。たとえば、乳幼児期に育児ストレスを感じていた親を持つ子どもほど、3歳になった時に、友達とのいざこざ、社会性や感情コントロールの欠如など、問題を抱える確率が2倍高くなるほか、長期的な親の不安がこども自身の不安症やうつ傾向に関連していることもわかっています。

島村華子

これを読んだ時、今まで漠然と考えていた自分たちの思いは間違っていなかったんだと自信を持つことができました。

自分をいたわること、大切にすることは決して親の自分勝手ではなく、むしろ子どもの健やかな成長のために大切なことです!

とはいえ、みなさんお忙しい毎日だと思うので、なかなか難しいとは思うのですが、時々カラダの声に耳を傾けることも忘れないでくださいね。

はじめにご紹介したなむさんのお言葉を借りれば

「あなたの体は一つしかないですよ」


私たちはクイズの配信やメッセージの発信を通して、パパママの心が少しでも楽になるお手伝いができればと考えています。

むすびに(ラジオのリンク)

後半は、編集長sachiの健康管理について聞いてみました!ご視聴いただけたら幸いです。

動画版(字幕は後ほど対応いたします)

音声版

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おかげさまで早くも重版決定!『ふたりの子育てがもっと楽しくなる パパのための育児クイズ115』(髙橋幸恵 著 クロスメディア・パブリッシング)
はこちらから購入できます!

お読みいただきありがとうございました。


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