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種まきしたぞっ!
コメ作り、いよいよ種まきの日となりました。
私が、なかなか農作業に参加できない間、農業リーダー・軍曹殿は、確実に発芽をさせようということで、種もみを発芽器に入れておいてくださったそうです。
ただこの日、私は種まきの日とは聞いていましたが、ここ数日、畑仕事ができていなかったので、朝一でビニールハウスに行ってみました。
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いろいろと順調に育っているようで、楽しみです。葉物の苗は、来週末の農業イベント「農業倶楽部」でも使う予定です。
ここで、軍曹殿に電話をして、この日、私がどの作業から始めたらいいのかを確認してみました。
軍曹殿からの指令は、このビニールハウス内のスペースを片付けることでした。
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何故、このビニールハウス内を片付けないといけないかというと、種まきが終わって稲の芽が出てきたら、ここに苗を移してくるからです。
育苗トレイで最低でも120枚は入れる予定なので、結構な広さが確保されていけなければなりません。
ということで、片付け始めました。
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しばらくすると、軍曹殿たちも合流し、敷かれていたブルーシートも撤去され、あっという間に稲の育苗トレイ用のスペースは確保されました。
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さすがだ・・・。
続いての作業は、場所を移して、さらにもうひとつ・別のビニールハウスのビニールの張替です。この日は、あまり天気も良くないので、雨が降ってない間にビニールの張替を終えて、着実に作業ができる環境を整えます。
不器用な私だったら、穴が開いているところにガムテープを貼るくらいで済ませてしまいそうですが、こちらの皆さんは、そんな生ぬるい対応はしません。
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・・・と、ちょっと油断してたら、もう既にビニールが外されていました。皆さん、仕事が早すぎます(汗)。
そして、気が付いたら、入り口も外されていて・・・
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こちらもビニールの張替が行われ・・・
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これもあっという間に終わってしまいました。
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私からしたら、本当に異次元のスピードです。
そして、ここでひとつ面白かったのは、コチラ。
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何か「ぐにゃぐにゃした針金のようなもの」があるなぁと思っていたのですが、こんなふうにビニールを固定する優れモノでした。
ガラクタじゃなかったのね?
本当にこういうのは、実際に見てみないと分からないものです。
ということで、ビニールハウス2号はこんな感じに仕上がりました。
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さぁ・・・ここまでは準備運動です。ここからが、いよいよ稲の種まきになります。
先日、種まき機も調整したし、アレをガンガン動かすぞ!!!
・・・と思いきや、ここでちょっとしたトラブルが発生。
発芽器に入れた種もみのうち、一部の塊が、一晩であっという間に発芽してしまったそうなのです。そのせいで、種まき機で種をまくのが厳しい状況になってしまったとのこと。
そうなんです。
種まき機で種をまく場合、種から長い芽が伸びてしまっていると、その芽を痛める(はぎとってしまう?)可能性があるため、種まき機が使えないのです。
ということで、その芽が伸びすぎた種もみについては、急遽、手で種まきをすることになりました(ガーン!)。
でもま、しゃーないです。
ということで、これはこれでさっさと動きます。
稲の種まきは、以下の作業によって進められます。
①育苗トレイに床土を敷く
②床土の上に種をまく
③種の上に覆土する
④水を撒く
まずは床土です。
「エス・ケー焼土」という土20リットルに対して、水稲育苗用の有機肥料1.5kgを混ぜていきます。
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混ぜ終わったら、床土は完成です。
育苗トレイには、予めこうした透明のシートが敷かれます。
![](https://assets.st-note.com/img/1649937077960-L2eKp1iGty.jpg?width=800)
この透明なシートが敷かれた育苗トレイに、床土を入れていきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1649936804428-b4k7EHnsEU.jpg?width=800)
ここで大活躍するのが、この黒い板です。
![](https://assets.st-note.com/img/1649936861499-H44O2D5MkF.png?width=800)
上下に切れ込みが入っています。上の深い切れ込みが床土を入れたとき、下の浅い切れ込みは覆土を入れたときに使うものです。
使い方は、こんな感じです。
![](https://assets.st-note.com/img/1649936945995-nGSubFqbJg.png?width=800)
こうして、床土を一定の深さで、真っ平にすることができます。
床土の準備ができたら、次の工程は種まきです。
今回は、種まき機ではなく、手でまくことになりましたが、完全な手作業ではありません。ちょっとした道具(小型種まき機)を使います。
まずは、この小型種まき機に、種もみを入れていきます。
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続いて、こちらです。
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この緑の枠を、床土が敷かれた育苗トレイにセットします。
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この緑の枠は、小型種まき機がぴったりとハマるようになっています。
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具体的には、こんな感じで両側のギザギザが噛み合うようになっており、これをコロコロ走らせることで、床土の上に種もみがまかれるような仕組みです。
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この小型種まき機で種をまいていくと、少々まばらに種がまかれたりもします。したがって、最終的には、上の写真くらいを目指して、手でも微調整していきます。
だいぶ芽が出てしまっていますが、この小型種まき機でやっている限り、種もみから出た芽が壊れたり、外れたりするようなことはない様子でした。
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種まきが終わったら、覆土して、その表面の高さを合わせていきます。
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そして、最後に水やりです。
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これで育苗トレイへの種もみの種まきは完了です。
この日はざっと50枚のトレイ(田んぼ3~4枚分?)に種まきをしました。床土の準備なども含めて、3時間半くらいかかったように思います。
・・・あ、でもコレで終わりではありません。
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トレイを軽トラで移動させて、発芽器に入れます。
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こちらの発芽器、ちょっと奥行きがある構造になっているため、育苗トレイの設置には、若干苦戦します。
ともあれ、育苗トレイを発芽器にセットしたら、発芽器の電源を入れて、さらに成長を早めてみます。
このあと2~3日で、この記事の冒頭で書いた、スペースを確保したビニールハウスに移動させ、さらに苗を育てていくそうです。
でも、まだあとさらに50以上のトレイに種まきをしないといけません。こちらは、あのデッカイ種まき機を使うかも?使わないかも?
さぁ、どうなることやら・・・。
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