玉ねぎの定植
最近、農業の話ばかりで、大変恐縮です。
でも、もうワクチンの話は、そんなにすることがないと思います。
論外です。
さすがに2020年の前半は、どういうウイルスかよくわからなかったし、実際に何が起こりそうなのか予想もつかなかったので、かなりいろいろと警戒しました。しかし、今はだいぶ状況が分かっています。
そもそも行動制限している方がおかしいし、それ前提で制限緩和策なんてものが議論されてこと自体が滑稽だし、さらには「3回目のワクチン」などというポンコツをゴリ押しするなんて、論外もいいところです。
議論する余地すらありません。
で、最近ホットな話題はウクライナ情勢ですが、これは私たちの身の回りでドンパチあるわけではありません。当面、考えなければならないのは、これによってひっ迫する経済です。
でも、そんなことはウクライナの問題が起こる前から、ずっと言われていたことです。知っている人からすれば、何も変わりません。
やるべきことを淡々とやるだけです。私の場合は、とにかく自分たちプラスアルファくらいの食物を確保できるだけの農業を立ち上げることです。
いや、私の場合というか、できれば気づいた人たちは、それぞれが考えた方がいいテーマだと思っています。
ということで、今回の農作業は玉ねぎの定植です。
去年の10月下旬ごろ、トレーに種まきした玉ねぎが、ビニールハウスのなかにあります。
私の目には、「これ、大丈夫?」というふうに見えるのですが、これがきちんと生きているのだそうです。
まぁ、たしかに・・・そうなのかな?
で、これらをビニールハウスのなかで、もう少し大きく育てていくべく、移植をするわけです。
まずは、定植するための畝にマルチ(黒いビニール)を張っていきます。
私は去年、「マルチ剥がし」の作業はしましたが、「マルチ張り」の作業はしていません。これが初めてです。
まずは、こんな感じで端っこを掘って、そこにマルチをセットします。
そこから徐々に広げていきます。完全に広げ終わったら、側面に土をかぶせて、マルチを固定していきます。
そして出来上がったのが、こちらです。
私はお手伝いではありますが、我ながら(?)かなりうまくいったと思います。
世の中には、マルチャーなどという農機具もあると聞いたことがあるので、マルチを張るのも結構大変なんだろうと思っていましたが、この程度(10m程度)であれば、マルチャーなどを使わずとも、手作業で「マルチ張り」ができることが分かりました。
続いて、マルチの穴の部分に、杭でさらに穴を掘ります。
そして、この開けた穴に、玉ねぎを定植していくのです。
全部の穴に杭を入れたら、いよいよ玉ねぎの定植です。
小さなスコップで、玉ねぎを取り出します。
この時、きれいに一株が出てきたらいいのですが、たまに二株入っていたりするので、そういう場合は、根っこをほぐして、きっちり一株ずつに分けていきます。
そして、穴に玉ねぎを収めていきます。
ただし、トレーの玉ねぎをそのまま穴に入れると、すっぽり下まで入ってしまうので、予め土を用意しておき、玉ねぎの苗を植えたい高さに固定しておいた状態で、その穴を埋めるようなかたちで土を入れていきます。
すると、うまい具合に玉ねぎが定植できます(竹内流定植術)。
ところでこの作業、結構、根気がいる作業でした。
4か月も前に撒いた種からできた苗を、こうやってひとつひとつミニスコップで取り出して、土を入れながら穴にセットしていく・・・そんなことを考えていたら、この苗ってものすごい手間がかかっているなぁと思いつつ、ついつい軍曹殿(農業リーダー)に聞いてしまいました。
我ながら、ちょっと恥ずかしい質問だったかもです。しかし、私のレベルなんてこんなもんです。それくらい、農業ってすごいってことです。
その日の夜、私はスーパーに立ち寄って、立派な玉ねぎをみながら「こういうのを作りたい!」と思いつつ、家路についたのでした。
いいの、いいの。とにかくできることを精一杯、「千里の道も一歩から」です。
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