見出し画像

遺伝子組み換えワクチンへの疑問

一昔前、遺伝子組み換え大豆が問題になったことがありました。遺伝子組み換えの大豆を食べたら、健康被害が出るのではないかという懸念があったのです。しかし、遺伝子を組み替えたとはいえ、所詮大豆は大豆ということで、現在では基本的に問題がないということになっています。その後、大豆だけでなく、いくつかの遺伝子組み換え食品が出回るようになりました。

ところで、その遺伝子組み換えを人間にしてみたらどうなるのでしょう?新潟大学の岡田正彦名誉教授が、新型コロナワクチンに関する動画を上げています。この動画では、新型コロナワクチンが、人間のDNAを変更するということについて言及しています。

通常、ワクチンの開発には数年間の期間が必要になります。例えばHIVワクチンなどは、数十年の時間が経った今でも、開発されていないのが実状です。仮に開発に成功したとしても、無毒化、もしくは弱毒化したワクチンを培養すると言った手間もかかるため、1年やそこらで世界中にワクチンを行き渡らせるということは、絶対に無理だったわけです。

しかし、今回の新型コロナワクチンは、そうした従来型のワクチンにはなっていません。これはmRNAワクチンとか、DNAワクチンと呼ばれるもので、ワクチンを接種すると、体内でウイルスのスパイク(トゲトゲの部分)を作り出すような仕組みになっているのです。

DNAは、生命の設計図などという言い方もしますが、実際に体を構成するタンパク質を作るのには、「DNA→mRNA→タンパク質」という流れになります。

mRNAワクチンの場合、新型コロナウイルスのスパイク部分を作るmRNAを体内に取り込ませます。取り込まれたmRNAをもとに、体内で新型コロナウイルスのスパイク部分が合成されるようになり、これに基づいて新型コロナウイルスに対する抗体ができるという仕組みです。

一方で、DNAワクチンの場合、mRNAワクチン同様、新型コロナウイルスのスパイクを作るDNAを体内に取り込ませます。これが人体のDNAに組み込まれ、「DNA→mRNA→タンパク質」という流れの中で、新型コロナウイルスのスパイク部分を合成するようになるのです。ここでは、接種されたワクチンによって、人体のDNAに組み込まれてしまうことに注意が必要です。大豆どころの話ではありません。

新型コロナウイルスのワクチンをめぐっては、副反応に関することが取り上げられることが多いですが、問題はそこではありません。本当の副反応としての問題は、DNAが書き換わってしまうことの影響です。これには数十年の経過観察が必要になるはずです。

また、mRNAワクチンについても、未査読ながら、mRNAからDNAに逆転写されるという報告書があったりもします。DNAワクチンだけでなく、mRNAワクチンについても注意が必要です。結局、mRNAワクチンやDNAワクチンというものは、まだまだ得体のしれないものであるということです。

及川幸久さんは、十分な検証がされていない、今のワクチンに関する説明の中で、人体実験を禁止した「ニュルンベルク綱領」についても言及しています。

つまり、今のワクチン接種は人体実験にならざるを得ないということです。

現在、こうしたまだよく分からないワクチンについて、海外ではワクチンパスポートに関する議論も出始めています。仮にワクチンパスポートが実現するようなことがあれば、ワクチンを打たなかった人への差別に発展し、それが人々に対するワクチン接種への圧力になるでしょう。

しかし、このような疑問符が残るワクチンを、政府や社会が強要するようなことがあっていいはずがありません。ワクチンをめぐる議論が、どのようになされていくのか、注意深く見守っていきましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?