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活躍する人たちが変わる

プリキュアっていうアニメ、昔、好きで見てました。

最近は、全然見ていませんが、まだ世の中が平和で、今よりもちょっと商業主義が緩かった頃プリキュアは面白かったです。

これが、初代「ふたりはプリキュア」のオープニング♪

プリキュアはちびっこたち(一部、大きな「おともだち」を含む?)から絶大な支持を得て、翌年、「ふたりはプリキュア Max Heart」が放映されました。

そして、こちらがそのMax Heartのオープニング

すごくないですか!?

2年連続で同じキャラ。ということは、2年間、同じキャラで玩具を売っていかないといけないわけです。当然、2年目の売上は、そんなに大きくは期待できません

それだけではないです。この2つのオープニングテーマもほぼ一緒。なので、2年目になって、曲の売上が伸びることもほとんど期待できないことになります。

こんなの、今だったら「ぶっちゃけ、ありえなーい(なぎさ風)」と思います。

・・・コホン(咳払い)。



いや、私がここで書きたかったことは、プリキュアの商業主義の話でないです(機会があったら、いずれ書きたいテーマではありますが・・・)。

今回、取り上げたかったのは、プリキュアシリーズの4年目から始まった「Yes!プリキュア5」のピンクリーダー・夢原のぞみのことです。

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この主人公・夢原のぞみは、5人のプリキュアのリーダーです。底抜けに明るくて、放映当時、1週間に1回、私の精神エネルギーを充填してくれていました。

ただ、そのプリキュアの他のメンバーは、みんなそれぞれアイドルや医者など、夢に向かって生きているのですが、のぞみには、これといった夢がありません。夢がないことに悩むのです。

これ、なんか分かる気がする自分・・・。

学生時代、そろそろ就職先を決めようという時期になると、みんなそれぞれどんな業界に就職したいかという話になっていました。しかし、自分にはコレといったイメージが湧きませんでした。ほんとに全然。

なりたい自分?・・・はて?みたいな感じ。

それだけに、将来の夢をしっかり語るような同期の人を見て、「すごいなぁ」などと心底、思っていました。当時、私ものぞみと同じ心境でした。


話があちこち飛んで恐縮ですが、東日本大震災のときの話で、印象的だったものがあります。

地震直後、とにかく大変な状況で、物資の手配やら、関係機関との連絡やら、それはもう本当にいろいろな問題が発生していました。その大混乱の中、普段おとなしくて、目立たない人が、まるで別人のようにものすごくテキパキと仕事をこなしていて、大活躍していたという話を聞いたことがあります。

平時では「そんなにやることない」・・・と言ったら語弊があるかもしれませんが、実際、そう目立つほどの仕事をするわけでもなかった人が、非常時になった途端、いろいろとやることが見えてしまって、「バババーっ」と仕事をしてしまうということでしょう。

多分、のぞみはそういうタイプなのではないかと思うのです。

既存の枠組みがあって、そこに既にある「カタチ」に向かって走る人ではなく、既存の枠組みが壊れてしまう(もしくは壊れてしまった)状態になって、初めて自分がやるべきこと(夢)がみえる人というのはいると思います。

そして、これからの時代、そういう「のぞみ」みたいな人たちが活躍するのではないかと思うのです。

そりゃそうです。こんなにも大きく変化してしまっているんですから、今までの枠組みのなかで生きていくなんてことが、あり得るはずがありません。当然、そういう状況になったら、活躍する人たちだって変わっておかしくないのです。

ということで、さぁ、そこの「のぞみ」さん。準備できました?

じゃ、いきますよ。

うーーーん・・・でもコレは、さすがに自分を含めて男性には厳しいかな。なかなか「メタモルフォーゼ!」って言う気分にはなれませんね(笑)。

コレ系のネタは、また男性向けにあらためて書いてみようと思います。
※ただし、日曜朝のネタでいくので、おそらくスーパー戦隊か仮面ライダー系になりますので、あしからず・・・。


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