食糧危機にサツマイモ
タイトル通りです・・・ね?
食糧危機にはサツマイモ。これ、歴史の授業でも習ったやつです。
食料自給を考えつつ、そうした食糧危機にも備えるという意味で、やはりサツマイモは作っておこうということで、こちらの準備も始めました。
用意したのは、「鳴門金時」、「シルクスイート」、「安納芋」、「紅はるか」の4種類です。
これを温湯消毒して、芽を出しやすくするそうです。目安は48度で40分間となります。
下で薪をくべていると、どうしても温度が上がってくるので、少しでも上がってきたら、柄杓で中のお湯を出して、水を加える作業を繰り返します。
40分間の消毒が終わったら、これを引き上げます。コメの温湯消毒の場合、お湯から引き上げたら、すぐに用意した冷水に浸けるのですが、サツマイモの場合には、そうした作業はなくてもよさそうです。
で、こんな感じに植えてみました。
土の酸度は高くても良いようで、腐葉土、ピートモス、種まき培土を混ぜて、pH6.5くらいにしてみました。pH6.0でも大丈夫のようですが、逆に今回は、そんなに酸度を高くできませんでした。
このあと、一般的には保温・保湿のために藁をかけるようなことをするそうですが、こちらの農園の場合、サツマイモは温床のなかに入っているので、温床の上にシートをかぶせて、保温・保湿をすることにしています。
このあとですが・・・ご存じの方はご存じの通り、サツマイモは苗を作って、それを畑に植えるのだそうです。
したがって、この温床内では、まずはサツマイモの芽出しをして、そこから苗になるくらいの大きさに育てます。大きくなったら、それを切って苗として、畑に植えていくという作業になるわけです。
ここでの問題は、ド素人&不安症の私が、たくさん種芋を仕入れすぎたことです。種芋ないと不安になるのです・・・で、買いすぎました。
農園の方には、「苗を作るから、種芋はそんなになくてもいい」と何度も言われていたのですが、それでも心配な竹内は、たくさんなければ気が済まず、結果、なんかものすごい密集状態になりました。
※こういうのも、とにかく全部、実験のつもりでやってみます。
いろいろ不安は残しつつ、しばらく様子を見てみます。
そして、2週間ほど前に蒔いた野菜の種たちは、いよいよ芽を出し始めました。
まず、ネギはこんな感じです。
筋蒔きしたので、それが見事に結果としてあらわれました。まだまだヒヨコみたいな状態なので、もう少し大きくなるまで待ってみますが、かなりきちんと出ているように見えます。
ちなみに、ネギ繋がりでいうと、約3週間前に定植した玉ねぎも、だいぶ変わってきていました。
上の写真が3週間前に定植したばかりの玉ねぎですが、現時点での様子はこんな感じです。
ちょっとネギっぽくなってきたように思います。
その他、温床に入れて芽出しをしようと、2週間前に種まきをしていたレタス、キャベツ、ブロッコリーも、立派な芽を出してくれていました。
ココまで芽出しができたら、もう温床から出しても大丈夫だろうということで、トレイを外に出してみたら・・・
白い・・・カビ?でも、臭いとしては、そんなに嫌な臭いではなく、いわゆる温床が発酵している感じの臭いでした。ということで、ここはあらためてかき混ぜて、ほどよく発酵が進むように整えてみました。
そしてまた、温床で芽出しをするべく、まったく同じレタス、キャベツ、ブロッコリーの種を蒔いてみました。
この日、育苗トレイでの種まきが2度目の竹内は、農業リーダー・軍曹殿の指示を待つことなく、むしろ軍曹殿に「レタス、いきますね?」などと提案なんかもしてみたりしつつ、チャキチャキ作業を進めるのでした。
そしてこの日、温床には、こんな感じで育苗トレイを敷き詰めます。
育苗トレイでギッシリです。
コメもやって、野菜もやって、芋もやって・・・ではありますが、とにかく何があっても平気なように、諸々、進めておくであります。
余談ですが、よしりんの動画をみました。
参議院選にチャレンジしているよしりんに対して、「髪の毛の色が政治家らしくない」という批判があったといいます。私は一気に脱力です。
私は以前、国会議員の秘書をしていたこともあるので、よく分かるのですが、こういう頓珍漢なことを言う国民に頭を下げながら、票をお願いして、政治家にならないといけないような社会だから、いつまで経ってもよくならないのです。
本当に立派な社会であるならば、志ある・やる気のある・能力のある政治家に、国民の側がお願いをしなければなりません。やってることが逆です。
うん?そんな政治家がいない?
じゃ、あなたが立派な政治家になればいいじゃん?
皆が皆、それくらいの覚悟と志をもっていたら、「髪の毛の色が政治家らしくない」なんていう言葉が出てくるはずがありません。この話はとても短いですが、何故、今の社会が良くならないのかを端的に示しているエピソードだと思いました。
こんな感じで、大衆がダメになってしまっているときに、その大衆全体を救おうなんてことは、能力的にも、精神的にも私には到底できません。
それをやろうとしている人々は、心底、すごいと思います。
私は別の道を行きます。まずは自分、そして周りの大切な人たちのために、できることをコツコツと積み上げていきたいです。それが「残る人たち」、「残った人たち」のための未来に繋がると信じているので・・・。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?