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ヤラセだと疑うセンス

コロナ関連の情報を積極的に発信されているナカムラクリニックの中村先生が、大変興味深い記事を投稿されていました。

普通のマジシャンは、単なる手品を魔法のように思わせようとする。しかしこのマスターはで、本当に魔法を使っている。しかしそれが露呈してはまずいから、手品だ、エンターテイメントだと言いくるめようとしている。そういう印象さえ持った。それぐらい、僕は驚いてしまった。
※中村 篤史/ナカムラクリニック「心を読む」2021年11月13日より引用

どうやら、神戸にマジックを得意とするマスターがいるバーがあるそうです。そして、そのマジックというのが、普通の手品ではなく、本当の魔法のようだというのです。

普通は、ただの手品を魔法のように思わせるものです。しかし、このマスターの場合は、そので、本当の魔法を手品だと言いくるめて見せている印象だといいます。

そんなことがあるとしたら、超能力は本当にあるということになってしまいます。さて・・・実際のところ、どうなんでしょう?

私は、この中村先生の話、あたらしくんのことのように聞こえました。

さんざんビックリさせられた人たちが、「超能力ってことですよね?」と納得しようとします。しかし、あたらしくんは、それを「マジック」だと返します。

「あたらしくんは超能力者だ」ということで、納得しようとした人は大混乱です。そんなことがマジックでできる?ワケわからん、となるわけです。

一方で、あたらしくんのブレインダイブについては、検証動画や記事もみられます。

例えば、こちらの動画では、ブレインダイブは編集によって演出されているものだと指摘しています。途中、答えを絞るためのやり取りを編集でカットすることで、あたかも答えを言い当てたように見せているというのです。

けれども、あたらしくんのほとんどの動画で、その指摘は当たりません。それは、この動画のコメント欄をみてもあきらかです。

いやぁ、私にはまるで分からんです。

ただひとつ言えることは、この宇宙は不思議な仕組みでできていて、むしろ超能力があると考えた方が自然なこともあるのではないかということです。

私たちの宇宙は、特定の一部の人々だけが「魔法」を使えるようにはできていない・・・つまり、基本的に私たちは、「魔法」を使えない宇宙神なのです。
要するに、この3次元世界は、基本的にそれぞれの宇宙神が、「みんな、この3次元世界では、魔法無しね?」と合意したところで成り立っていると言えるのです。
ただ、たまーに「魔法」使ってるんじゃない?みたいな超能力者のような人をみかけます。
それは、他の人たち(他の宇宙神たち)も「まぁ、これくらいだったらいいか」というレベルで、「魔法」を使うことを許しているということだと解釈してみてはどうでしょう。
※「一人一人が宇宙神」より引用

大真面目に「宇宙の理」を考えた時、むしろ分かりにくい程度での「魔法」は、あっても不思議ではないと思うのです。

いや、そんなたいそうなものではなく、ただのヤラセだという人もいるでしょう。

そう疑う人たちがいても、ちっともおかしくありません。今の世の中をみていると、人間、それくらい疑い深くてもいいのではないかとすら思います。

そして、あたらしくんの動画をヤラセだと思うのであれば、今、世界中で問題になっているコロナやワクチンについても、「ヤラセじゃないか?」と疑う感性も持ってほしいものです。

ただし、それらをヤラセだと疑うような人たちには、こういう記事を浴びせるのでしょう。

陰謀論を信じている人は、自分の論理と違うことは全て“工作員”だと思ってしまうので、洗脳を解くのは本当に難しい。でも、だからこそ私の一連のツイートを読んだ陰謀論者から、“敵ながらあっぱれ”と、リプライがきたときには“届いてはいるんだ”と前向きになれました」
※女性自身「「友人全員失った」元“反ワクチン”派の女性が語る陰謀論の代償と後悔」2021年11月14日より引用

新型コロナウイルスのワクチンに反対する人たちには、「陰謀論者」というレッテルを貼り、彼らが洗脳されている喧伝して回ります。そうやってマスコミは、コロナやワクチンがヤラセだと疑う人にとって、生きにくい社会を作り上げていくわけです。

しかし、こうした(陰謀論だった私が恥ずかしいといった)記事に登場する人たちは、決まって極端な論説を吹聴していた人たちです。その考えが極端であるがゆえにその間違いに気づいて、「改心しました」という構図で記事化されます。お決まりパターンです。

今のマスコミは、もはや報道機関でも何でもないので、今やそこに真実を求めることができなくなってしまいました。そして、そんな混沌としたなか、何をヤラセと疑うかはそれぞれの判断に委ねるしかなくなりました。

ただ私は、あたらしくんの動画をヤラセと思うだけの疑い深さがあるのなら、それを今、目の前で起こっているコロナやらワクチンやらの問題に向ける方が、健全ではないかと思えてなりません。

命が関わっていることだし、それだけの真剣味をもって見極めていってほしいものです。

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