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真相究明はほどほどでいいかも?
知的好奇心というのは、大切です。人間にとって、成長を促す要素でもあると言えます。
しかし、それが向けられる方向性や程度というのを考えないといけないのかもしません。
この行方不明の可能性があるとされる記者の方は、元首相の銃撃事件について、かなりツッコんだ真相究明をされていたようです。この記者の方が書かれている記事をチラッとみました。
記者という職業柄、こんなおかしな事件を放っておけないというのは理解します。しかし一方で、こんなことをされてしまったら、警察の側もだいぶ困窮するだろうなぁという印象を受けます。
私も、元首相の銃撃事件について、このnote上で疑問点を指摘したことがあります。正直、マスコミが言うことを鵜呑みにはできません。少なくとも、山上何某による犯行というのは、ヘソで茶を沸かすような話だと思っています。バカバカしくて、そんなの信じていられません。
当然、いろいろな人がウソをついています。では、どうしてそんなウソをつくのか?
いろんな見方があるでしょうが、私は正直、よく分かりません。それを知ろうとしたら、上の記者の方のように、トコトン真相を究明しようということになるのかもしれないです。
でも、警察を問い詰めて、真相究明すればいいのか?という話でもあります。どんなに真相究明したって、何も出てこないことだってあるわけです。
「窮鼠猫を嚙む」
問い詰めて、追い詰めて、相手が逃げ場を失って困窮してしまったら、何をしでかすか分かりません。
ある程度のところまでいったら、「まぁ、そういうこともあるわな」で逃がしてやらないと、こちらがとんでもないしっぺ返しにあうことだってありえます。
そもそも「全部が明らかにならないと理解できないのか?」という話でいうと、そんなこともありません。一から十まで教えてもらわないと理解できないとしたら、それは何も考えていないおバカちゃんです。
少なくとも、国家機構を巻き込むくらいの規模で、ウソをついていることは理解できるし、そういう規模のウソは、世界の仕組みレベルで考えれば、「また、そっちの人たちか」という程度のことは分かります。そして、仕組み上、にっちもさっちもいかないという事情があるわけです。
だったら、もう察してやるだけです。
警察のなかの人たちからすれば、にっちもさっちもいかない、そういう世界的規模の仕組みの中で、「強引なウソに付き合わされている」ということでもあります。同情するつもりもありませんが、どうしようもないとも言えます。
このnote上で、再三取り上げていますが、合気的なモノの考え方は大切です。
ウソをついている人たちに対して、ウソを暴くという手法だけで接してしまっては、「力 vs 力」の戦いになるだけです。それで勝てるのか???という話です。
そこは察してやって、さっさと次に向かっていくのも手です。
今のところ、この記者の方がどのような状況にあるか分かりませんが、この話題については、ちょっとそんなことを思うのでした。
話は変わりますが、最近、「極道の妻たち」をみました。この作品は、シリーズ化されているものの、それぞれが別世界の話になっているので、どれをみるかで、その世界観は変わってきます。
※各作品で、かたせ梨乃さんが、まったく違う役で出るので、最初はちょっと戸惑いました(汗)。
そのうちのひとつである「極道の妻たち 三代目姐」に、こんなセリフがありました。
「あんたらマスコミや警察は、親分のこと暴力団やとか、社会の敵やとかぼろかすに宣伝しはるけど、終生この方、街の治安維持やとか麻薬追放とか、親分がどれだけ日本の社会のために尽くしてきはったか、なんで言わへんねん。どこの社長かて、大臣かて、親分の方がよっぽどええこと、ぎょうさんしてはるわ。」
こんな時代になって、このセリフの意味を噛みしめます。
世界の仕組みレベルで考えたら、何が正しいかなんて、簡単に決められるものではありません。警察だから、絶対に正しいだなんて、とてもではないですが、言える状況ではないと思います。悪に大小があるとしたら、警察の方がよっぽど悪質かもしれません。
あくまでも映画の中での話ではありつつも、ここに出てくる「親分」は、もしかしたら、割と立派な人物なのかもしれないと思えてしまいます。
何を正しいとするかは、人それぞれでいいと思います。真相究明にだって、正しさがあります。当然、それを否定することはできません。
しかし、これから先の時代を生き残ろうと思うのであれば、相手に逃げ道を残しつつ、自分たちは自分たちの道を淡々と往くくらいの心持ちでもいいかもしれません。
ここは「親分」になった気分で行ってみましょう。
「まぁ、細かいことはゴタゴタ言わずにいてやるわ」
いろいろとやることもあるでしょ?まずは、そういうやるべきことを進めていくのがいいかもですよ?
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