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新入職セラピストへエールを込めて

理学療法士となって1年目。
早速、壁にぶつかりました。
臨床だけでなく先輩との人間関係にも悩みました。
人間関係に悩み始めると、仕事どころではありません。臨床も楽しくなくなり、あんなに理学療法士になりたい!!!と思いやっとなれたのに。。。いつしか、理学療法士を辞めたいとまで思う時もありました。

でも、あの頃の自分を先輩目線で振り返ると先輩の思いがとてもよく分かります。主担当なのにリハビリの方向性が示せず、常に受け身。にも関わらず、申し送りもろくにしないという。。。困った後輩でした。自分はどうしたいのか!という軸がブレブレで、周りの反応に過剰に反応し自分が見えてなかったのだと思います。

私が立ち直れた理由は二つあります。
一つ目は、本気で叱ってくれる上司の存在。
二つ目は、ABCの法則を実践した事。
【ABCの法則】
A:当たり前のことを
B:バカにしないで
C:ちゃんとやる

これだけ真剣に叱ってくれる上司をこれ以上悲しませたくない、そして、上司の期待に応えたいという想いと、ABCの法則を大切にして臨床に取り組みました。そのうち、自分自身にも変化がありました。周りの反応に過剰に反応する事が減り、自分の治療スタイルなど方向性への軸がブレないようになってきました。そして、何より周りの私に対する目が少しずつ柔らかくなってきたように感じました。

想いと行動を変える事で人は変われるのだと思います。

新人セラピストで臨床や人間関係に悩んでいる方。
当たり前の事をバカにせずひたすらに取り組む姿、必ず誰かが見てますからね。1人ではないです。そして、先輩達は、間違っててもいいので想いを伝えて欲しい!と思っているはずです。

セラピストになりたいと志したあの時の想いを忘れずに前を向いて進んで欲しいと思います。

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