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よもぎのたからもの

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ぼくをかたちづくる、スキあふれちゃうnoteをあつめました。人の宝箱はかんたんに見ちゃいけません。
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#写真

目を閉じた時に浮かぶわたしの姿はわたしが決める                         〜彼女が撮る理由Ⅱ〜

どうしても自分に自信がなくなる時がある。 自信を持つためには根拠を欲しがるくせに、コンプレックスは、たった一度の思い込みや誰かの言葉でいとも簡単に抱えてしまえるから。 そんなとき、わたしは自信を取り戻すための根拠を求めてカメラロールのお気に入りフォルダやアルバムを探す。 そこにあるのは、フリーカメラマンの友人が撮ってくれた、笑顔の自分が綺麗に撮られた写真だ。 これがわたしだ、っていう何よりの証拠。 そんな心強い根拠をくれる御守りとして写真を見返す。ナルシストだって笑う人がいる

収まるべきところへ

20190729 わたしが京都に住む男の子だったら、「今日の夜、鴨川沿いをさんぽしようよ」なんてちょうどいい理由をつけて、会いにいくのにな。 5月の下書きに残っていた。 ◯ 最近、すっかり生活と仕事に呑まれてしまった日々だけれど、無性に、京都へ行きたくてうずうずしている。仕事に集中できなくなってしまった午後なんかは特に。5月の誕生日にあわせた10日間、京都で満たされたはずだったが、それはただのつもりで、蓄えておけるような感覚でも無いと知る。 いつもだったら、夜行バス