ベトナムで海外ワーケーション。過ごし方や気をつけたこと
こんにちは!
カミナシで Software Engineer をしている Issei です
最近では、コワーキングスペース等環境が整っていれば、どこでも作業でできる環境になってきています。
この度、会社がOKを出してくれたありがたい背景もあり、ベトナム🇻🇳にて3週間ほどワーケーションをしてきました。
現在フルリモートで自宅から勤務をしているのですが、
実際場所を変えても同じように非同期に仕事ができるのでは?
もし出来たら今後のワークスタイルの幅も広がるかも…
という発想から、今回海外でワーケーションをやってみることにしました。
この note では、(国内のワーケーションとさほど違いはないように感じていた) 海外でワーケーションをした経験値をシェアしたいと思います。
(以下の情報は、実際に行った2022/4 時点での情報になります。)
自己紹介
大学院卒業後、海上自衛隊の幹部候補生課程に入隊し、その後 Software Engineer としてのキャリアを始めました。
カミナシ入社前は、2社 SNS マーケティングのベンチャー企業と、Fintech の外資スタートアップに所属し、主に、Engineer 転向後最初の 数年はWeb クローラの開発を、次のスタートアップ企業では、決済アプリケーションのサーバーサイドを担当していました。
現在カミナシでは、エンジニアとして JS + React, Go にて開発をしています 🙌
旅の準備
会社への報告
2ヶ月前に直属のマネージャーにワーケーションの希望を伝えました。その後、経営陣にも相談していただき、ありがたいことに承認を受けることができました。各方面へ調整をしてくださったマネージャー、承認していただいたカミナシには感謝です。また他の場面でもそうですが、意思決定のプロセスが総じて早いなと感じました。
また、行き先はベトナムとし、選んだ背景としては以下がありました。
ベトナム政府が今年の3月から、観光客向けの入国制限を緩和した。(72時間前のPCR検査の陰性証明、健康チェックアプリケーションの提出のみとなった)
業務を考慮すると時差がなるべく小さい地域に行きたかった。(ベトナムは時差2時間)
実際ベトナムでの滞在では、朝7時に起きてカフェに向かい、8時前に就業開始 - 17時前後で退勤がルーティンでした。少し規則正しくなりました。
報告後の準備
渡航前にいくつか準備したので、箇条書きにて共有します。最低限これがあれば大丈夫かと思います。
E-visa の取得
15 日以上だと査証が必要なので、こちらをオンラインで取得しました。3日営業日以内に結果のメールが届きます。
発行された PDF ファイルを搭乗時と入国時に提出します。航空券、宿の準備
レガシーキャリアだと、2ヶ月前くらい、LCC だと大体 1ヶ月前くらいに取得すると安く済むパターンが多い印象です。
今回の滞在では日本からベトナムへは週末に移動し、月曜日から稼働のパターンを取りました。
宿は、airbnb もしくは booking.com から予約していきました。
airbnb は長期滞在だと物件によっては discount が受けられる場合があるので、チェックしても良いかもしれないです。PCR 陰性証明書の取得
海外向けの陰性証明書は英文書指定やフォーマット等制限があるため、TeCOT で予約し、取得しました。空港でも検査ができるようですが今回はスケジュールの関係から利用はしなかったですが便利そうです。チームへの報告
一緒に働いているチームメンバーへの事前共有をしました。
実際のワーケーションでの過ごし方と気をつけたこと
上記の準備を終えて、現地に滞在します。
実際、ベトナムでワーケーションをした中での過ごし方や気をつけたほうがよさそうな点をピックアップしました。
ネットワーク環境
どこでも働ける前提として、安定したネットワーク環境があります。当初、ホテルメインでの作業を考えていましたが、ベトナムだとネットワークが利用できるカフェが多くあったのでカフェも利用していました。
宿泊先のホテル
昨今、大体のホテルであれば、Wifi 環境は整っているように感じます。その中で宿泊前に以下を実施することで、特に業務に支障はなく稼働できました。ビデオ通話も特に問題はなかったです。事前に問い合わせてスピードをチェック
もしくは、ネットワークが強い部屋をアサインしてもらうように手配
街中のカフェ
ベトナムはベトナムコーヒーが有名ですが、カフェが街中に異常に多いです。ホテルに1日中いると気が滅入ることもあるので、時々カフェに立ち寄りベトナムコーヒー片手に仕事をしていました。
何度か行くと顔を覚えられて、自動でオーダーが通るようになりました。
スマホの普及が相まってどこでも Wifi の需要は高いようで、どのカフェでも (何なら屋台でも) ネットワークがありました。またスピードも低いところで 20 Mbps、 普段利用していたカフェだと 80 Mbps 前後のスピードは出ていたので問題はなさそうでした。
前述した通り、ベトナムの場合、カフェが至る所にあるので環境が良くなかったら隣のカフェに移る等すれば問題なさそうに感じました。
SIM カード
万一に備えて、SIM カードを手配しました。
私は、空港についた際に SIM を購入しました。プランや為替によりますが、値段も 1,500 円前後で手軽なのと、自分の携帯でGrab 等の配車アプリも自由に使えるようになるので、空港に売ってたら購入してしまって良い気がします。
プランは、1日あたり何 Gb まで使用するかで決まっていて、あまり価格差はなかったので今回は 1日 4Gb まで使えるプランにしました。キャリアは、Viettel あたりがメジャーです。
食事
海外の土地で体調を崩したら元もないので、食事はとるようにしてました。
食事の取り方も複数パターンがあるので、簡単に紹介します。
配達サービスの利用
国内では UberEats がメジャーですが、ベトナムにも似たような配達サービスが複数あります。
Foody, GrabFood 等を利用していました。
ベトナムはバイクが主要な移動手段ということもあり、もれなくバイクで配達されます。
値段は配送料がプラスされて直接買うより 1.5 倍くらいかかるイメージです。
例えば、ベトナムサンドウィッチのバインミーとスムージーを頼んで 80,000 VND (約 500円) ほどです。
カフェやレストランでの外食
頼むときにメニューが全部ベトナム語で書かれていることと、店員さんが英語が話せない場合も多々あるので少し手こずりました。
Google 翻訳の画像翻訳機能を使って、メニューを翻訳する方法が結構役立ちました。
キャッシュ関連
お金の管理ですが、万一に備えて日本円を数万円ほど持っていくのと、国際キャッシュカードを利用していました。
日本円は、空港に着いた初日に ATM が利用できなかったため現地通貨に両替をした際に用いたくらいでした。
その後は、ATM からキャッシュカードでそのまま現地通貨を引き落とす感じで生活していました。
ATM のポイントは、ATM の種類によって、手数料や引き落とし上限がバラバラという点です。銀行によっては、倍近くの手数料を請求されるので、手数料が少ないところを探しました。
(私の場合、AgriBank の ATM に落ち着きました)
クレジットカードが利用できないお店もまだまだあるので、現金の用意は必須かと感じます。クレジットカードで言うと、Visa であれば大体通るイメージです。
音環境
ベトナムだと、バイクが多くクラクションも多用します。東南アジアの風を感じます。
なので、風通しの良いカフェとかで作業しているとクラクション音が人によっては気になるかもしれません。ミーティングがある際は、ホテルやそこまで外の交通音がしない場所を選んで作業をしていました。
また、私が滞在していた地域だけか分かりませんが、時間によっては動物の鳴き声等の雑多な音もあった (賑やか) ので、音関連の環境は職種によっては留意した方が良さそうに感じました。
まとめ
今回は、海外でワーケーションの実際の過ごし方と気をつけた方が良いことを紹介しました。
実際、行く前は若干の不安もありましたが、そこまでのハプニングもなく、これまで通り仕事をすることができました。
今回滞在したベトナムは、2時間時差があることもあり、朝早く出社してその分、退社後はゆっくり観光する時間が確保するようなスケジュールを組むことができました。
ネットワークもそこまで問題なく、業務後のリフレッシュもでき良い滞在となりました。(外にいくと気軽に南国の風を感じられるので、気分も上がりました!)
海外といえど、盗難や事前準備等のポイントに気をつけて行くことで気分転換しながらの仕事ができますので、興味ある方はこのようなスタイルも試してみても良いかもしれません🏝️🛩️
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