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yokoichi
No,35.意識と争いについて
「意識と争いについて」で書いた続きを、つらつらと書いてみる。
前回のブログ↓
図1で書いてある赤丸の部分の「意識の世界」は、言うなれば認識(以後、認知とする)の世界ともいえる。
図1 事物の世界と表現(リアルな世界)の世界の間に意識の世界
認識が違えば、この図でいう「表現の世界(リアルな世界)」も違ってくるんだけど、重要なのは認知の世界。
同じものを見たときに、認知の違いによって表現や感情の違いがでる。
例えば、山で鹿を目撃する(事実の世界)、人によっては「かわいい」と思うけど、猟師にしたら害獣であるため「駆除しないと」と思うだろう(認知(意識の世界))。でもって、SNSに投稿するために写真を撮る人と銃を構える人になる(表現の世界(リアルな世界))。
こういった鹿を見たみたいにわかりやすい場合以外でも、人は日常的に認知の仕方によって表現している。
テレビを見た場合の受け方や会話の中、ある人の表情を見たときなどすべて認知して発言していると言ってもいいかもしれない。
この認知の歪みがひどい場合は、うつ病やパニック障害などを引き起こす原因と言われている。
認知の歪みを治す方法は認知行動療法などあるけど、
とりあえず、哲学の意識の世界から認知心理学的ではあるけど、そういったものだなと知る意味はあるかなと思う。
どうして歪みが生じるのかについては、時間があるときに書こうかなと思ってます。
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