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No,259.社会人において「どこどこの学校出ている」なんて関係ないでしょ!


はじめに

個人的には学歴やどこの学校出身なんて関係ないと思う。
しかし、学歴が必要だと思う年代を調べると、50代より20代の方が高い(Forbes JAPANの調べ)。

なぜ学歴が必要なのだろか?
社会人に必要な能力は学校で学べるのか?

社会人とは

現在フリーターやニートの増加が問題視されるようになり、学校現場では社会で必要となる力を学生時代にどのように身につけるかという議論がスタートしている(注1)。

注1)三重県立飯南高等学校,秋田県西仙北地区キャリア教育推進指 定地域において,キャリア教育で開発したい能力分野の設定および 既存の授業時間を使った能力開発機会がまとめられている

三重県立飯南高等学校,秋田県西仙北地区キャリア教育推進指 定地域

この議論から学校教育と社会での能力は別であるといえる。

つまり、社会人に必要な能力である社会人基礎能力が重要であるだろう。

社会人基礎力とは、2006年に経済産業省により「多様な人々と仕事をしていくうえで必要な基礎的な力」として定義している

企業が求める基礎能力

● 対人基礎力
・人に興味を持つ
・人に仕事を任せられる(仕事の切り分け)
・他者を尊重し互いに高め合う力
・チームとしての成果を意識して仕事ができる力

● 対自己基礎力
・自分なりの考えを持って主体的に取り組む
・必要な学習行動を継続する
・プレッシャーの下でも仕事ができる精神力

● 対課題基礎力
・自分に与えられた課題に責任を持ち,確実にやり 遂げることができる
・目標達成に向けた実行性のある活動を選択する 
・予算を組み,予測を立てて目標の実現に向けて 修正する
・実効性のある企画を立案する力
・内外の様々な情報を収集する力

● 処理力
・メッセージが伝わる日本語が書ける

● 思考力
・他分野の成功事例や経験を一般化して理解する 
・論理的思考力

一部抜粋した具体例ではあるが基礎力は346項目にも達する

おわりに

これらの項目から求める能力は、どこの学校を出ようが関係ない部分もあるだろう。

しかし就職において学歴縛り(大卒以上・高卒以上)があるのも現実であり、学歴もなく社会基礎能力もない場合はかなり厳しいだろうこともわかる。

学校では学業、
社会に出れば社会基礎能力
どこ場所にいようがその場所で必要な能力をつけることは自明。

そういった意味では同じことかも知れない。

最後まで読んでいただきありがとうございます(^^♪

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