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No,121.ドストエフスキーの「新訳 地下室の記録」の一文から思うこと。

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地下室の記録の一文

「人間がわざと、意識的に、自分にとって有害であり、愚かであり、愚劣きわまりないことを願う場合がひとつだけある、と。たったひとつ。それは他でもない。自分にとって愚劣きわまりないことを〝も〟思う願い、賢いことしか自分に願ってはならないという〝義務〟に縛られずにすむ権利を確保する、そのためである」

感想

理想やきれいごと(賢いことしか自分に願っては〜)ばかり言う人を揶揄しているけど、コロナ警察や正義をやたら振りかざす時代の人間の見えない部分を暴いているみたいだ。

個人的には、だいたい理想論ばかりを言う人は理想どおりいかなくなった場合に歪みまくるからね。

しかし、ドストエフスキーってかなり純だったんだね。

最後まで読んでいただきありがとうございます( *´艸`)

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