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[#2] 留学のきっかけ (1/2)

こんにちは。Issac(アイザック)です。
今回は私の自己紹介を少しと留学を決めるに至った経緯を書いていきます。

私はイベントディレクターを生業としているのですが、留学で日本を発つ半年前まで、日本で開催された世界的スポーツ大会に関わっていました。皆さんもご存知の通り、かのスポーツ大会はもともと2020年に開催されるはずが、パンデミックの影響で2021年に延期されてしまいました。

1年間の延期が決まった時、世間と同じく関係者の中でも「1年後は必ず開催できる!」と信じていた人は皆無だったと思います。今まで経験したことのない大仰な自粛ムードの中、開催されるかわからない大会の準備を、先の見えない不安な気持ちを抱えながら粛々と進めていたことを覚えています。
(むしろ開会式が行われる瞬間まで、本当に開催されるのか私を含めた大多数の関係者が懐疑的であったと思いますが、それはまた別のお話。)

そんなどんよりとした空気感の中、いつこの組織が突然解散してしまって明日から仕事がなくなってもいいように、次に向かう目標を考えておこうと思い、ステイホーム期間に「人生でやりたかったこと」の棚卸しをしていました。

その「人生でやりたかったこと」リストの一番上にあったのが留学です。

私があの組織に関わる前に勤めていた別のイベント制作会社は、割と自由な社風だったためか自由なマインドの人が集まる雰囲気があり、私の周りにはワーキングホリデー経験者や海外生活経験者が複数人いました。
「つい先日、オーストラリアでのワーホリから帰国しました。」という人や「星野道夫さんに憧れて学生時代はカナダの北の方で写真を撮っていた。」なんて言う人とイベントの現場で一緒に働いているうちに、「自分もいつか留学に行ってみたい」とぼんやり考えるようになっていたのです。

「いつか」は行動しなければ永遠に来ない、ということは当時からずっとわかってはいましたが、具体的な行動に移すこともなく5、6年は塩漬けにし続けていたと思います。

そしてその「いつかという永遠」を破るきっかけになったのが、あの組織でのとある経験とパンデミックだったのです。

長くなるので#3に続きます。
ではまた。

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