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3/6 敵の9割は頭の中にいる

まずは前置きです。
9割という数字は私の感覚から選んだものです。
人によってはもっと多いと思いますが、強調したい点は数字ではありません。
デリケートな問題だと思い、また話の意図するところと重なるのであらかじめ書かせていただきました。



自分の周りに敵しかいないように思えることはあると思います。
個々の事情を知りようがないので具体的なことには触れませんが、社会で生きていくとどうしても摩擦が生じると思います。


では現実に、はっきり敵と呼べる人間が実際に何人いるのか。つまり意図的に害をなしてくる、対策を要する明確な敵は何人いるのか。
そしてどのくらいの時間、敵の目の前にいなければいけないのか。

人数の割合と直接関わる時間を考えれば、そこまで多くないのではないか。
残りは頭の中で同じ相手と、あるいは類型化された顔のない人間と戦っているのではないか。
私の場合は後者の割合が9割だと考えています。


私個人は闘病中の身なので、ストレスになりそうな関わりは極力避けています。
もしそういった関わりが発生したら、たぶん逃げます。
もちろん偏った一例だとは思います。現実の敵、目の前の敵を1割にできているのはそのためだと思います。
ただ前述の通り、数字は話に具体性をもたせるためのもので、伝えたいことではありません。

また、味方もいるからどうこうという話がしたいわけでもありません。
たぶん敵はそこまで多くなく、味方も同様にそこまで多くない。
ほとんどはどちらでもない他人、お互いに無関心な他人だと考えています。


この無関心の他人を敵だと思うこと。
あるいは、他人の嫌な部分を見てこちらが敵意を抱くこと。
そういったことが重なって、意図せず頭の中の敵を増やしてしまうことはあるのではないかと思います
。私は頻繁にあります。


ではどうするのか。
私の病気の一因は、対人関係におけるストレスによるものです。
だから個人的に治療法を要します。
それは単純に、頭の中の敵が増えるような言動を控えることです。
以前も触れましたが意図的に否定せず、興味のないことには関わらない。
争いの火種になりそうなことは、デメリットの方が大きそうなら避ける。この記事の最初の断り書きも、その意図で書いています。


もちろん健常ならば私も積極的に動くでしょうし、その過程で敵を作ってでも押し通したいことはできてくると思います。
ただ今はその余裕がありません。
また仮に健常だとしても、関心のないことに関わり、「敵を作るのでは」と思わなければいけないような言動を取る、そんな状況を避けることが大事だと思います。

不快は探せばたくさんあります。
関わればそれだけでストレスになるような話題が多いです。
興味のある話題ならともかく、不快感と「敵がいる」感覚だけをすくい取るのは損ではないか。
痛みに敏感な今はそう思います。


なおここに書いたことも一つの選択肢で、こんなことを考える個人が一人いることを語っているに過ぎません。
たぶん治れば信念も変わるし、一ヶ月後には違うことを考えているかもしれません。私はその時必要なことを信じたいです。
それでも忘れたくないことはあるし、どこかで誰かに何かが届くかもしれない。
そういった思考の移り変わりを残したいと思ったことが、noteを始めたそもそものきっかけです。


本日は以上です。
無関心の扱いについてはまた触れることもあるように思えます。
読んでくださる方がいらっしゃいましたら、ありがとうございました🙇‍♂️

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