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文学フリマには行かないけれど。

こういう世の中だもんで、なにかいいことができればいいなと、本の販売をつうじた寄付企画をさせていただきます。

このnote記事から1000円お支払いいただければ、本を1冊プレゼントします、という企画です。そして1000円の全額を「パレスチナ緊急医療援助(国境なき医師団日本)」に寄付します。

プレゼントする本はこちらのうちいずれか。

「ウソツキムスメ」泉由良

幻想と少女の純文学作家、泉由良の本を読むならまずはこの一冊。表紙のとおり耽美といおうか、きれいで、どこかおそろしい短編集です。タイトルからして背筋がぞっとするではないか。私は泉由良の作品を読むとき酩酊することがあります。どこにいるのか、足元がおぼろげになる、そんな浮遊感を小説でも味わうことができるのだと、どぎついウオッカのかわり、楽しんでくだされば幸いです。

「メグミルクを読むと降谷建志に優越感を感じる」にゃんしー

ちょいちょい宣伝してますが、にゃんしーの最新作にして、北日本文学賞の四次通過作です。カクヨムにも掲載してますけど、本のほうが読みやすいと思う。いろんな方に手に取ってもらえるよう、組版にこだわってもらいました。被災地のボランティアに行くラッパーの話なのですが、いま自分のなかでテーマになっている「福島」をどう紐解くか、答えは出てないけど、それを導き出す過程を、できれば共有させてほしい。

期限は5/31(金)までとします。もしかしたらzineみたいなものを作って付けるかもしれないので。とはいえ、寄付のほうは可及的すみやかに行います。

ひとりでも買ってくだされば多いほう。それでも私の好きな言葉、

私たちのしていることは大海の一滴にすぎないかもしれない。それでも私たちがやらなければ、海の水はそれだけ減ってしまうのだ。

マザーテレサ

を信じ、できることをやろうと思います。

以下より購入いただければ、メールアドレスが表示されますので、そちらに「ウソツキムスメ」「メグミルクを飲むと降谷建志に優越感を感じる」のどちらが欲しいかを書き添えて、メールください。

よろしくお願いいたします。

(追記:2024/06/02)
ありがたいことに4件の寄付をいただき、
1000円×4にすこし追加して
10000円をパレスチナ緊急医療援助(国境なき医師団日本)に
5/26付けで寄付させていただきました。

ご協力いただき、誠にありがとうございました!


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