にゃんしー

福島の小説を書いていました。

にゃんしー

福島の小説を書いていました。

最近の記事

9年目の投稿が終わりました。

はい。率直に、結果から。 ちなみに1038枚書きました。 ■4次通過 北日本文学賞 ■1次通過 すばる文学賞 ■予選落ち 新潮新人賞 文藝賞 文學界新人賞 群像新人文学賞 太宰治賞 ハヤカワSFコンテスト 星新一賞 NIIKEI文学賞 阿波しらさぎ文学賞 ひなた短編文学賞 坊っちゃん文学賞 週刊少年マガジン原作大賞 今年は短編を中心にいろいろはしゃいでみたのですが、ほとんど結果は出なかったですね。うーん。 群像に出したものは、怪文書レベルに読みにくいので、無理だろう

    • 3月が終わりました。

      311があったので福島に行ってきました。 上信越道・磐越道あたり、雪がすごかった! 福島に行くたび、かならず海に寄ることにしています。はじめて献花もさせてもらいました。 いわき震災伝承みらい館では「外国人から見た東日本大震災」という企画をやっていました。日本のメディアと自国のメディアとで報道内容がちがいすぎて戸惑ったこと、空港で服をぜんぶ捨てたこと、フライジン(fly=逃げる+ガイジン)と揶揄されたこと、国に戻っても握手してもらえなかったこと、親を説得してふたたび日本に

      • 2月が終わりました。

        2月は1年でいちばん好きな月でいいこと・たのしいことがいっぱいあったのですが、こと小説執筆においてはクソでした。文學界新人賞・群像新人文学賞・太宰治賞とぜんぶ落ちる体たらく。3ヶ月以上たつとそれなりに作品の客観視ができるもので、かなりの高確率でぜんぶ一次落ちではないかな。太宰に出したやつは、過去イチぐらいに読んでいただいた感触がよかったのですが、わからんもの、というか、自分のなかではイマイチかな、というのがあったので、むべなるかな。春に出す3作品を推敲しているのですが、つまら

        • またまた文芸同人誌即売会「チョビアマ」やるよ。

          1回目やったら異様にたのしかったので、またやるよ。 だいたいこんなかんじのイベントです。 場所はこのへん。尼崎です。阪神沿線だから、こてこての尼崎。出屋敷駅のほうがだいぶ近いんですが、尼崎駅から歩けばディープ尼崎の商店街を楽しめるので、それはそれでオススメ。 「さんとしょ」という私設図書館内にて行います。 前回の様子はこんなかんじ。 おたがい融通して場所を使ってね、というかんじです。いつ来ていつ帰ってもOK。自由だけど自己責任の、大人の即売会。 朗読タイムがあるよ

        9年目の投稿が終わりました。

          春の純文学の新人賞に出す作品が書けたよ。

          新潮向け:90枚 文藝向け:204枚 すば文向け:198枚 かな。よもやよもや。 それぞれ7名、5名、7名の方に読んでいただき、大変参考になるコメントをいただきました。読んでくださった方々、ありがとうございました。 純文学なので、それなりに尖ってないといけないんですが、尖り具合につき、 新潮向け>文藝向け>すば文向け と濃淡を付けた結果、作品のクオリティはこの逆順で、なんというか、やっぱ普通に書いたほうがいいですね。普通に書いた結果尖った作品のほうがいいものになる気がする

          春の純文学の新人賞に出す作品が書けたよ。

          2/10(土)こわい本屋さん開きます。

          またまたにゃんしーです。直前のお知らせになり、申し訳ありませんが、今週末土曜(2/10)11~16時に、本屋さん入ります。 最寄り駅は杭瀬で、梅田からわりとすんなり来られます。そんで杭瀬駅からは歩いて10分ぐらい。ちかい! この日は杭瀬商店街でマルシェがあるので、にぎわうし、いろんなお店が出ていると思います。 なにより宇津呂さんの怪談売買所が出ている!こわい! ぜひ怖い話を買ったり、売ったり、していってくださいね。 もちろんいろんな本が入っているし、泉由良とにゃんし

          2/10(土)こわい本屋さん開きます。

          1月が終わりました。

          「1月はがなる。2月はわれる。3月はだれる」とチバさんが言うだけあり、1月ははやいですね。あっちゅーまです。 まあつまらん生活をしてるというか、文藝賞・すばる文学賞・新潮新人賞に出す作品の直しばかりしています。新潮新人賞に出すものは致命的な欠陥が見つかって、出すだけというかんじになりそうですが、もう2作はもうちょっと何とかすれば、いちおう戦える形にはなるかも。いろんな方に読んでもらえて、いろんなフィードバックもらえたし。がんばります。 そうそう、さいきん、読書論とか執筆論

          1月が終わりました。

          2月24日(土)浜松でちょっと新しい文芸同人誌即売会あるよ。

          文芸同人誌即売会というと、申し込んで、お金払って、ブースに本を置いて、というかんじだと思いますが。 さいきんもっとへんなことがしたいな、と、尼崎でうごめいていたところ、浜松のほうから、奇妙な誘いがありました。 「ポエデイ」っていうんだって。ゆかいな名前だな。 なんたって ・申し込みがない。当日その場で名前を書いて参加。 ・お金は払わなくていい。 ・ブースがない。朗読してその流れで売る。 というかんじ。へんてこ~ つまり持ち時間5分のアピールタイムがあるので、朗読してい

          2月24日(土)浜松でちょっと新しい文芸同人誌即売会あるよ。

          春の文学賞に向けて(メモ)

          春の文学賞(文藝賞・すばる文学賞・新潮新人賞だね。ごぞんじだね)に向けて書いた原稿(二稿)をありがたいことにいろんな方に読んでもらっており、だいぶいただいた評が揃ってきたので、現状と対策のメモ。 「現状」で挙げた問題は、秋に出した文學界新人賞・群像新人文学賞・太宰治賞の作品とも共通しているので、いま待っている・これから出す作品に目はなく、ちゃんと構造的に解決された作品を、新しく書いたほうがよさそうです。テーマをしっかり決めて、プロットを作って。 受賞を狙うならそうかな、と

          春の文学賞に向けて(メモ)

          1/20(土)あやしい本屋さん開きます。

          あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。 一時期台湾にいたので、正月から旧正月までがながい正月期間というかんじで、どうにもおとそ気分なにゃんしーです。 さてさて、今週末土曜(1/20)11~16時に、今年初、本屋さん入ります。 例によって尼崎の杭瀬のあそこな!2ヶ月ぶりなので、どんな本が入ってるかたのしみ。ちょいちょい本が入れ替わるのが、生きてるかんじがして、おもしろい本屋さんなのだ。 最寄り駅は杭瀬で、梅田からわりとすんなり来られます。そんで杭

          1/20(土)あやしい本屋さん開きます。

          1/14(日)文学フリマ京都8に出ます。

          ニッチ! からあげとエビフライとどちらが好きですか?私は牡蠣フライです! というわけで、文学フリマ京都8に出ます。 1月14日(日)11:00〜16:00に京都市勧業館みやこめっせ 1F 第二展示場(ABCD全面利用)であります。なんと東京とちがって入場無料!文学フリマ100都市構想といって日本全国津々浦々で開催されている文学フリマのなかでもいちばん楽しいんじゃないかなあ。ブース数は多すぎず、アクセスはよく、観光地あちこちにあるし、会場は天下のみやこめっせ、歩いていける

          1/14(日)文学フリマ京都8に出ます。

          芥川賞候補作ぜんぶ読みました(23年下)

          3年前から「芥川賞候補作をぜんぶ読んで予想する」企画をかってにやっており、ありがたいことに好評なので、今回もやります。 今回の候補作は、公式サイトによるとこちら。 候補になった回数および枚数は知るひとぞ知るこちらのサイトから引用しました。 だいたい毎回新人賞(下期なら文藝賞・すばる文学賞・新潮新人賞)の受賞作が1作ぐらいはスライドしてくるんですが、今回はその枠がありませんでした。また、ふだん小説を書かれない方の枠もあることが多いのですが、今回はなかったと思います(川野芽

          芥川賞候補作ぜんぶ読みました(23年下)

          2024年の目標など

          三本指を立てるのは、主にタイの反軍政デモで使われている、映画「ハンガー・ゲーム」に由来する圧政への抵抗を示すサインだそうです。「憎しみ」という圧政にはいつも指をみっつ立てていきたい。 毎年、元旦にその年の目標を立てるようにはしているのですが、今年は元旦の昼すぎに能登のほうで大地震があったので、さすがにそういう気分にはなれませんでした。日がかわり、懸念された津波はおおきな被害がないことがわかり、火災だとか倒壊による被害は大きいし、今後の生活への不安はつづくけれど、私は私ででき

          2024年の目標など

          2023年ふりかえり

          今年は何があったんだろう…ウッ思い出せない。 年の頭にはこんな目標を立ててたみたいです。 ざっくりいうと ・七つの賞に応募すること ・出した賞のすべてに一次落ちすること ・「いちばんの読者」に会いたい という目標を立ててたみたいですが、ぜんぶ滑りました。しょんぼりワッショイ なんか知らんけど、短編にハマってしまったんですよね。そっちでだいぶリソースを使ってしまい、純文学の新人賞向けの作品はあんまり書けませんでした。 でも「『いちばんの読者』に会う」については、ちょっと

          2023年ふりかえり

          ちいさな文芸同人誌即売会「チョビアマ」やります。

          なんたって名前がかっこいい。チョビアマ。 だいたいこんなかんじのイベントです。 場所はこのへん。尼崎です。阪神沿線だから、こてこての尼崎。尼崎駅からでもぜんぜん来れるけど(そして商店街を歩けるから楽しいけど)ちかいのは出屋敷のほうで、尼崎のなかでもあついエリアです。 「さんとしょ」という私設図書館内にて行います。 会場はこんなかんじ。 めちゃくちゃ広くはないので、スペースをおたがいに融通しあって、楽しく本の販売ができたらなあと。自作の文芸同人誌ならどんな本を売るかは

          ちいさな文芸同人誌即売会「チョビアマ」やります。

          第3回イロカワ文学賞の小説を募集しているよ。

          たいへんお待たせしてしまい申し訳ありませんが、書籍「第一回イロカワ文学賞」の入稿を終えました。予定では12月15日(金)以降、和歌山県色川のらくだ舎さまにて入手できる予定です。 らくだ舎さま、素敵な場をありがとうございます! 年末年始はお休みですが、12月16日までか1月4日以降は開く予定とうかがっておりますので、ぜひ行ってみてください。 また、4月以降はどこかから通販することも検討しております。 峯本つづきさまの受賞作「海の見える駅」ほか、14作の投稿作と、にゃんしー&泉

          第3回イロカワ文学賞の小説を募集しているよ。