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海も子どもたちの遊び場に。子ども漁業体験を実施しました。

海も子どもたちの学び場に。8月23日(火)に「ISOP(=Ishinomaki Save the Ocean Project)」は、石巻市子どもセンター「らいつ」とともに子ども漁業体験を行いました。

ISOPでは、ウニ駆除など、磯焼けによって消えかけている海藻を次世代に残していく活動をしています。さらに、この活動をぜひ子どもたちに知ってもらいたいという思いから、子ども漁業体験を実施しています。

当日参加してくれた子どもは9人。一緒に船に乗り、海藻が生えている様子やウニを駆除する様子を見学したのち、カゴ漁を体験しました。海の生き物にふれたあとは、海に対してできるアクションを考えます。ウニが磯焼けの原因の一つであることを知った子どもは、「自分も大人になったらウニとる!」と発表してくれました。

これからもISOPは、次世代である子どもたちに海のことを伝える活動を続けていきます。

漁業体験の様子

船に乗るのが初めてだった子も。救命胴衣をしっかりつけて、出発進行。
箱メガネを使って、海の中をのぞきこむ。ただ、雨の影響もあり、海の中ははっきりと見ることはできなかった。
ダイバーが実際にウニを駆除する作業を実演。子どもたちは、トゲトゲした真っ黒の生き物を不思議そうに見つめていた。
船上では漁業のことも紹介。定置網漁法のやり方をよく理解できたかな?
かご漁も体験。前日に漁協の職員さんがカゴを仕掛けてくれていたおかげで、カニやアナゴ、タコがとれた。タコは禁漁期間のため、すぐに放流。
最後は今日の振り返り。海藻が減っていく磯焼け現象に対して、子どもたちでできることを考えました。
獲れた魚はお持ち帰り。ただ、半日海に出ていたからか、子どもたちはちょっと疲れ気味でした。また来年も来てね。

ISOPでは、今後も磯焼け対策の取り組みを続け、情報を発信しています。海の多様性を守るために、わたしたちに何ができるのか?これからも伝えていきます。 


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