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ユーロスターとTGVに2日連続で日帰り往復乗車した

ずいぶんと前の話ですが、パリ滞在中にユーロスターでロンドンまで、TGVでマルセイユまでそれぞれ日帰り旅をした記録です。どちらも電車に乗ることがメインの目的で、ロンドンではあるショッピングモールとレストランに、マルセイユでは本場のブイヤベースをいただき、マルセイユ石鹸を買うというのがあと付けの目的です。

乗車日程は下記の通りです。
ユーロスターでパリーロンドンを日帰り往復
2010年11月3日
ユーロスター9005号
06時43分 パリ 北駅発 → 07時58分 ロンドン セント・パンクラス駅着
ユーロスター9054号
20時04分 ロンドン セント・パンクラス駅発 → 23時17分 パリ 北駅着

TGVでパリーマルセイユを日帰り往復
2010年11月4日
TGV6103号
07時14分 パリ 北駅発 → 09時58分 マルセイユ駅着
TGV6134号
21時01分 マルセイユ駅発 → 23時17分 パリ 北駅着


早朝6時のパリ北駅です。思った以上に人がたくさんいました

パリ北駅はとても大きな駅です
乗車ゲートの案内板はアナログです
結構並びます
国際列車ですから一応パスポートコントロールがありました
ホームに降りる階段手前の行列
地上ホームですが11月のパリの朝7時前はまだ真っ暗です
乗車ドア横のユーロスターの表示
車内は結構暗かったです

結構トンネルが多かった気がします。ドバー海峡トンネルを超えてあっという間にロンドンに到着です。

先頭部分です
ヨーロッパ的には近代的な駅です
ビジネスマンが多く乗車していました
セント・パンクラス駅のコンコースのデジタルKIOSK
上のディスプレイは運行情報
下のディスプレイはKIOSK形式でタッチパネル操作で様々な情報にアクセスできます
改札口を外側から
ロンドン市内をあれこれ散策
復路は現地時間で20時04分発
帰路のスタンプです



続いて翌日はTGVでマルセイユまで。やはり朝早い7時14分発。

TGV6103に乗車です
ユーロスターとは違ってホームに屋根がありません
このときは奮発してファーストクラスです
車窓から。これは1841年に作られたロックファヴール水道橋です
どこかの山
マルセイユ駅に到着です
目的のブイヤベースで有名なホテル

このときが最初のマルセイユ訪問です。海は地中海です。マルセイユは非常に気に入ったのでその後再訪しています。

ル リュルというお店です。ここのブイヤベースは別記事にしたいと思います。結局その後再訪までしています
マルセイユ駅の表示版
乗車前に軽く食事をしている人達
帰路の車両です
バー車両です
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ファーストクラスの車両。日本の新幹線がプアに見えて仕方がありません
広々とした4人対面シートも。窓際のランプが文化の差を感じざるを得ません


私は特別鉄分が高いわけでもありませんが、せっかくだからという事で2日連チャンで高速鉄道に乗ることができました。速さでは日本の新幹線や、上海のリニアなどには勝てませんが、特にTGVは鉄道移動の豊かさを感じる雰囲気を持った列車でした。飛行機では味わうことができない優雅な移動体験でした。

いつの日か、アメリカのアムトラックかカナダのVIA Railで大陸横断寝台車に乗ってみたいと思っています。アムトラックはニューヨークからボストンまで移動したことがありますが、これも結構素敵な時間でした。

最近は「飛び恥」などと言われるように、特に欧州圏では航空機から鉄道へのシフトが目立ちます。わたしもよく3時間程度の距離は鉄道に乗車します。いまではオンラインで簡単にチケットが買えるので、日本からでも随分と使いやすい乗り物です。

と記事を公開した後に、10月からタリスとユーロスターが経営統合されて、タリスはユーロスターになるとメールが来ました。ロンドンからアムステルダムやマルセイユまで直通運行されるんでしょうかね。


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