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逗子海岸でのアカウミガメの孵化(2007年9月4日21時40分)

手元にその時に撮影した写真があるので備忘録として書いておきます。2007年の6月19日の早朝、神奈川県の逗子海岸でアカウミガメが産卵しているところがたまたま目撃されました。

そのまま海岸で保護をして、3ヶ月ほどたたった9月4日21時40分に孵化が始まり、18匹が海に向かいました。

その日私はすでに帰宅していて、孵化しそうだというツイートを見て急いで海岸に向かいました。海岸には20人くらいの人が集まっていて、その様子を見守っていました。

体長は子供の手のひらくらいの大きさです。写真しかありませんが移動速度は結構早くて、ピョコピョコというかパタパタというか、そんな動きでした。1m位進んで立ち止まるを繰り返して海に向かいます。このときの産卵場所から海岸線までは20メートルはあったので、赤ちゃんガメにとっては結構な距離だと思います。

写真にある光は、それが正しいのかわかりませんが海の方向に誘導するために懐中ライトで海に向かってフォローしているためです。手で海につれていくのは良くないと思いますし、この光もどうなのかは私にはよくわかりません。でもこの光のおかげで普通のカメラでも撮影できました。

他の個体の足跡がたくさん見えます

産卵場所はこんな感じで保護されていました。

囲いが作れられました
深さは30センチはないくらいだと思います
海までは結構離れているのがわかります。


あれから17年が経過していますが、逗子海岸でウミガメの産卵や孵化は確認されていますようです。葉山などでは一度あったようですが孵化が確認されてという情報は見つけられませんでした。

とても貴重な体験ができました。


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